田原総一朗(たはら・そういちろう) 1934年、滋賀県に生まれる。早稲田大学文学部を卒業後、岩波映画社、東京12チャン ネル(現・テレビ東京)を経て、フリーのジャーナリストとして独立。政治、経済、検察、 マスコミなど幅広い分野で時代の最先端を取材。活字と放送の両メディアにわたり 精力的な評論活動を続けている。著書には『正義の罠』(小学館)、『日本のカラクリ21』 (朝日新聞社)、『僕はこうやってきた』(中経出版)、『戦後最大の宰相 田中角栄 <上><下>』『日本の戦後<上><下>』(以上、講談社)などがある。 田中森一(たなか・もりかず) 1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法文学部在学中に司法試験に合格。1971年、 検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連事件、 平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」