生後2カ月だった次男をマイナス18度に設定された冷凍室内に閉じ込めたとして、大阪府警捜査1課と東住吉署は10日、暴行の疑いで、父親の会社員、西岡竜司(たつじ)容疑者(42)=大阪市東住吉区駒川=を逮捕した。 府警の調べに対し、西岡容疑者は「子供がかわいくて意地悪がしたいという思いでやったが、暴行のつもりはなかった」と供述。府警は押収した写真や動画などから、虐待事件とみて捜査している。 府警によると、昨年8月に次男を診断した医師が、左大腿部(だいたいぶ)や肋骨(ろっこつ)に骨折を確認。児童相談所を通じて同署に連絡があった。 その後、府警が西岡容疑者の自宅を家宅捜索したところ、次男を冷凍室に閉じ込める様子を撮影した写真や、自宅のテーブルに次男をうつぶせのまま放置する動画などが見つかった。 逮捕容疑は令和3年4月15~16日、宿泊先だった福岡市内のホテルの客室に設置されていた家庭用冷蔵庫の冷凍室