年間およそ2000万人の観光客が訪れる神奈川県鎌倉市は車で訪れる観光客による交通渋滞の緩和を目指して、全国で初めて、観光地で通行料金を徴収する「ロードプライシング」の導入に向けて、国に支援を求める要望書を提出しました。 市は車で訪れる観光客を減らそうと、観光地の道路を走る車から通行料金を徴収する「ロードプライシング」の導入を検討していて、実際に導入されれば、全国で初めてとなります。 15日は鎌倉市の松尾崇市長が国土交通省を訪れ、池田豊人道路局長に制度の実現に向けた支援を求める要望書を手渡しました。 この中ではビッグデータを解析して通行料金を徴収した場合の交通量の変化のシミュレーションの実施や、一般道でETCによる通行料金を徴収する方法の検討、それにスマートフォンに周辺の駐車場の情報を配信する実証実験への協力などを求めています。 松尾崇市長は「国交省と協力して制度の実現に向けた新たなスタート
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