1週間前の記録的な大雨で、静岡県島田市の採石場跡地からは大量の盛り土が流出し、その影響で、運転を見合わせている大井川鉄道の本線は、復旧のめどが立っていません。盛り土は、違法に造成されたとして静岡県が、今月、元事業者に代わって安全対策の工事を始めていた場所で、県は土砂の撤去などを進めることにしています。 記録的な大雨で、島田市福用にある採石場跡地からは、斜面の下を通る国道の路肩とともに、およそ70メートル離れた大井川鉄道の線路まで土砂が流出しました。 線路は、長さ80メートルにわたって土砂に埋まり、この影響で、大井川本線は、9月24日から運転を見合わせていて、復旧のめどは依然として立っていないということです。 この採石場跡地には、違法に造成された盛り土があり、これまでも繰り返し土砂が流出していましたが、対策を講じない元事業者に代わって、9月15日から静岡県が安全対策の工事を始めたばかりでした
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