新日本プロレスの内藤哲也(32)が「NEW JAPAN CUP」(5日、東京・大田区総合体育館で開幕)での名誉挽回を誓った。昨年から低迷が続きタイトル戦線から遠ざかっているが、先月には2013年G1制覇の“栄光の象徴”が跡形もなく消え去る衝撃のアクシデントに見舞われた。是が非でもNJCで優勝しなくてはならない理由とは――。 内藤にとってNJCは近年の不振を払拭するチャンスだ。昨年は1・4東京ドーム大会でオカダ・カズチカ(27)とのIWGP戦に敗れたのを皮切りに低空飛行。2月にはNEVER王座から陥落し、夏のG1は予選敗退、10月のIWGP挑戦権利証争奪戦にも敗れた末に、今年の1・4東京ドームでもAJスタイルズ(36)に敗れ去った。 G1を制した13年の輝きはどこへやら。さらに先月25日には追い打ちをかけるようにまさかの惨事が…。午後4時5分、道場付近の多摩堤通り沿いを運転中に自損事故を起こ