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2009年3月3日のブックマーク (4件)

  • 通信事業者のインフラはトランスポートMPLSに向かう

    検討を始めたのは3年前,2005年の夏ぐらいになる。実際に導入しようと決定したのは2年前だ。トランスポートMPLSという言葉がない時代から,トランスポートMPLS的なアプローチを考えていた。 当時からもイーサネット専用線のサービスは提供していた。増え続けていたイーサネット専用線の需要に対して,既存の設備で提供しつづけるのか,あるいは当時出てきた新方式を使って対応していくのか検討し,後者でチャレンジしようということになった。その新方式がトランスポートMPLSである。 我々は,以前から様々なMPLSのネットワークを持っていた。それらに共通して,安定性が不十分という課題があった。それをどう解決しようかと考え,ソフトウエアやプロトコルの種類に依存しない,それらの影響を排除することによって,サービスの安定化や信頼性向上を目指せないかと考えた。これはトランスポートMPLSと同じ考え方である。 その後,

    通信事業者のインフラはトランスポートMPLSに向かう
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第1回--日本の携帯電話キャリアが選んだ道

    Unicodeが携帯電話の絵文字を収録へ 絵文字ってなに?そう聞かれても多くの人は、ああ、それはと答えられるはず。そう言えばちょっと前に『メールのハートマークにだまされるな! 8割の女性は「恋人以外にも使う」』(RBB NAVI)なんていうニュースもありました。携帯電話の個人普及率が9割を上回る(平成20年内閣府消費動向調査)この国において、絵文字はごくありふれたものになっている現実があります。 2008年の11月27日、Googleが携帯電話で使われる絵文字を国際的な文字コード規格、Unicodeに収録しようというプロジェクト進行中であることを発表しました。では、このニュースは何を意味するのでしょう。そして私たちに何をもたらすのでしょう。今回から3回に分けて考えてみようと思います。 まず歴史を振り返ってみましょう。じつは絵文字を使ったのは携帯電話が最初というわけでありません。先行するもの

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第1回--日本の携帯電話キャリアが選んだ道
  • あらゆるベンダーの端末で同じアプリが動く世界へ――Symbian Foundation“のグローバルAPI”構想

    あらゆるベンダーの端末で同じアプリが動く世界へ――Symbian Foundation“のグローバルAPI”構想:Mobile World Congress 2009 AppleGoogleMicrosoftが攻勢に出るなど、モバイルプラットフォームの熱い戦いが続く中、2008年に設立計画を発表したSymbian Foundationもシェア拡大に向けた準備を着々と進めている。 スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2009」で、Symbian Foundation リーダーシップチームのジョン・フォーサイス氏(元・英Symbian戦略担当副社長)に、2009年の携帯プラットフォーム戦略について聞いた。 ―― Symbian Foundationのこれまでの経過について教えてください。 ジョン・フォーサイス氏 2008年6月、NokiaがSymb

    あらゆるベンダーの端末で同じアプリが動く世界へ――Symbian Foundation“のグローバルAPI”構想
  • DCOR

    技術部門を取り巻く環境は変わりつつあります。他社と連携して技術を導入する割合が高まっているのです。そこで、技術も部品と同じように“調達”する際のプロセスを定義する必要があります。この共通言語として期待されているのが、「DCOR」です。これはSCM(サプライチェーン・マネジメント)全体を共通の記述方法で描く言語として米国のサプライチェーンカウンシル(SCC)が提唱した「SCOR」をベースに策定されました。DCORは、技術情報の流れを記述することに特化しています。 DCORは、製品開発を3パターンに分けています。(1)新開発、(2)毎年行われるマイナーチェンジ、(3)ハイブリッド自動車のような製品も生産工程も従来と大きく異なる製品を開発するケースです。 これらのモデルごとに、技術情報の流れを4つのプロセス─社外にある材料や技術を試験して承認するプロセス「リサーチ」、製品を設計して試作品を開発し

    DCOR