How to watch NASA's first Boeing Starliner crewed flight launch today (scrubbed)
『凹村戦争』(ASIN:4152085568) 舞台は、ラジオの電波も届かず、新聞も半月遅れで届く凹村。この平凡な日常が支配する村に、“X”の形をした物体が落ちてくる。 主人公は、問題意識に対して真正面から向き合おうとするバカ正直な中学生凹沢。その友だちで、「宇宙は見えるところまでしかない」をモットーに、状況を変えることができないことをただ受け入れるクールな凹伴ハジメ。そして、ただただ自分本位で物事を考える、刹那的な凹坂カヨ。彼ら3人に加え、出戻り女教師と村の唯一の文化施設『TATSUYA』の店長。この5人が登場人物。 ハジメに借りたH・G・ウェルズの『宇宙戦争』を真に受けて、物体Xを火星人の襲来と受け止め、皆に真実を伝えようとする凹沢。これに対し、主人公を村に檻に閉じ込めようとする『プリズナーNo.6』のNo.2の役割を果たすのが、凹村に戻り自ら日常の檻に閉じ籠ることを選んだ女教師。 し
西島大介『凹村戦争』(早川書房,¥1365)[bk1][amazon] 西島大介の単行本『凹村戦争』を読んだですよ。 「おうそんせんそう」ね。 「凹村」っちゅう、携帯電話の電波はおろかTVやラジオの電波も届かない僻地の村の上空を、いつのまにやら流星だか謎の飛行物体だかが横切っていくようになる。 さてはなにかの先触れか、世界の危機か。 でも凹村は僻地なのでそんな先触れだの、その先に予測される世界の危機とはほぼなんの関係もなく、村の中学生たちは(ほかになにもすることがないから)青春やったりする。 とか、そういうお話。 西島大介っちゅうと、まずイラストレータ、という認識があって、マンガ描くのはどうなんだろうね? という疑問はあったんだけど、いや、杞憂杞憂。 ぜんぜん面白かった。 スタンダードだけど、今日日の世相どうりに複雑な、最新ヴァージョンの青春物語に見えた。(「見えた」だけであって、じじ
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