無人航空機「グローバルホーク」。機首下部に高性能カメラや赤外線センサー、機体上部にレーダー機能が搭載されている=米カリフォルニア州のエドワーズ米空軍基地で2010年10月5日、大治朋子撮影 【パームデール(米カリフォルニア州)大治朋子】米国防産業大手ノースロップ・グラマン社と米空軍は5日、最新鋭の無人航空機「グローバルホーク」を一部日本メディアに初公開した。現存する無人航空機の中で最も視界が広く、多角的な偵察機能を持つのが特徴。同社は防衛省に購入を働きかけている。 グローバルホークは約1万8000メートルの高高度を飛行し、約558キロメートル先まで見通すことができる。悪天候にも影響されず、25~34時間の連続飛行が可能。高性能のレーダーやセンサーが撮影した画像は、衛星通信を介してほぼリアルタイムで地上の基地などに送られる。米空軍は北朝鮮や中国に対する監視強化のため、先月、グアムにこれと同じ