ゴミ箱の遺体は除染作業員…野宿中に引火か : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
福島県白河市新高山のショッピングセンターで８日、屋外のゴミ箱から見つかった焼死体の身元について、白河署は１３日、同県郡山市開成、除染作業員亀井輝光さん（４１）と発表した。 争った形跡や目立った外傷はなく、現場にライターがあった。同署は、段ボールなどが捨てられたゴミ箱の中で野宿をしていた際、たばこなどの火が燃え移った可能性が高いとしている。 県警幹部によると、亀井さんは今月６日以降、出勤せず、会社が借りたアパートにも戻っていなかった。一人暮らしだった。勤務先の知人男性（５２）は「７月から郡山市の除染現場で働いていたが、突然、来なくなった。心配していた」と話した。
【脱原発論はいいけれど…】「原発ゼロ」が日米同盟に及ぼす悪影響 「日本核武装」懸念も…
「原発をどうするかは、首相が決めた方向に政治家は従う。ピンチはチャンスだ。安倍晋三首相は原発ゼロを即時決断してほしい」。 日本記者クラブで１２日、小泉純一郎元首相の会見が行われた。連載第１回（１１月１１日掲載）で取り上げた脱原発論を展開し、現政権に強いメッセージを送った。 小泉氏の脱原発論に多くの分析が掲載されるだろうが、この原稿では触れる人の少ない論点である「日米同盟と原発」の関係を取り上げたい。 同講演の３分の１は外交問題の言及だった。小泉氏は「信頼できる同盟国は米国だけだ。中国との関係も日米の結束の上で考えるべきだ」と持論を述べた。しかし、日米同盟に「原発ゼロ」は悪影響を与えるかもしれない。 ２０世紀の原子力利用では核兵器の開発が先行し、その後に発電へ技術が転用された。原発は日本では平和利用だけで発展したが、他国では軍事利用と密接な関係にある。 核兵器の原料になるプルトニウムは原子力
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