たびたび「健康不安説」が浮上していた、ロシアの隣国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がモスクワで、救急搬送されたとの情報が駆け巡っている。ベラルーシの野党指導者、ヴァレリー・ツェプカロ氏が27日、SNSに投稿したと、ウクライナのメディアが伝えた。ルカシェンコ氏は、ウラジーミル・プーチン大統領と密室で会談後に急変したため、海外メディアでは、ロシアにとってより従順な指導者にすげかえるための「毒殺説」も浮上している。 ◇ 「危機的と判断され、対応するため専門医が派遣された」 ツェプカロ氏は、ルカシェンコ氏の状況をこう伝えた。ただ、「さらに確認が必要」と説明し、信憑(しんぴょう)性は不明だ。 ルカシェンコ氏は30年近く権力を握り、「欧州最後の独裁者」と呼ばれる。欧米とロシアの中間に位置する地理的特性を生かし、米欧とロシアを競わせて双方から利益を引き出してきた。 しかし、2020年の大統
![ロシアによる「毒殺説」浮上 ベラルーシの大統領・ルカシェンコ氏危篤か プーチン氏と〝密談〟後…モスクワで救急搬送(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c71e0f6c1cc96b9c486fbd3f698f861d5a822e78/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FFkfwrDXbaEwYzHuC4KCBL_rst4k%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%281460x1133%3A1470x1143%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FGA4VIGQAFNLT5CLHRROYD4VNVA.jpg)