2月10日に自宅の階段で転倒して頭部を強打 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、集中治療室での治療を終えて一般病棟へと移ったと衛星放送「スカイ・イタリア」などが報じている。 2010年秋から14年のブラジル・ワールドカップ(W杯)まで日本代表の指揮を執ったザッケローニ氏は、2月10日に自宅の階段で転倒して頭部を強打。近郊のマウリツィオ・ファブリーニ病院の集中治療室へと入院し、治療が続いていた。 そして、このたびザッケローニ氏は同病院を退院し、自宅近郊のリハビリテーション病院の一般病棟へと転院したという。状態は改善されたものの、まだ完全に安定した状態には至っていないとされている。 ザッケローニ氏はウディネーゼ時代に3-4-3の攻撃的システムで名を馳せ、ACミランでリーグ優勝を達成。ほかにもインテルやユベントスの指揮を執り「北の3強」と呼ばれる3つのビッグクラブで監督を歴任。日本代表