新戦力候補の中では、山田(左から2人目)が1ゴール、1アシストと結果を残した【Getty Images】 9月21日から始まるロンドン五輪・アジア最終予選に向けて最後の国際親善試合となったエジプト戦。前半5分にセットプレーから失点を許し、このU−22日本代表の課題であるゲームの入り方、セットプレーでの守り方のまずさをまたもや露呈してしまったが、11分に山田直輝、30分に永井謙佑がゴールを決めて逆転。後半は多少エジプトペースと呼べる時間もあったが、決定的な場面を作らせることなく、日本が2−1で逃げ切った。 日本のサッカーや試合のポイントについて語る前に、まずは今回の試合がラマダンという断食月にあたり、8人もの選手が試合前の深夜2時から飲まず、食わずでプレーしたU−22エジプト代表に敬意と感謝の意を表したい。ハニ・ラムジ監督が「特に前半の方に影響が表れた」と語った通り、時差や長距離移動に加え
アマラオ氏の指摘するベテランと若い才能の融合は、14年の母国開催のW杯で生まれるだろうか【写真:AP/アフロ】 今回のコパ・アメリカ(南米選手権)でブラジル代表は決勝トーナメントへ進んだが、準々決勝で早々に姿を消し、大会の主役にはなれなかった。今大会のブラジル代表に対する総括と、母国ブラジルで行われる2014年ワールドカップ(W杯)に向けたセレソン(ブラジル代表)の課題を、FC東京で長く活躍した“KING OF TOKYO(キング・オブ・トーキョー)”アマラオ氏に聞いた。 ■ベテランの必要性を強く感じた大会 今大会のブラジル代表の戦いを見て最初に感じたことは、ドゥンガ前監督の“守備的サッカー”から一転し、若い才能が集結したブラジルらしい“超攻撃サッカー”を目指すメネーゼス監督の強い意思だった。結果は残念だったが、守備的に戦うパラグアイやウルグアイなどの南米のライバルと違い、「ブラジルは攻撃
なでしこジャパンはスウェーデンに逆転勝利を収め、初のW杯決勝進出。頂点まであと一歩に迫った【Getty Images】 サッカーの日本女子代表“なでしこジャパン”が、女子ワールドカップ(W杯)の決勝進出を決めた。1981年に結成されてから30年目の節目の年に、チームは史上初めて、世界大会の頂点を決める一戦に臨むこととなった。 FIFA(国際サッカー連盟)ランキング4位のなでしこジャパンは、グループリーグ最終戦で同10位のイングランドに0−2といいところなく敗れ、グループ2位で決勝トーナメントに進んでいた。ベスト8が激突する決勝トーナメント1回戦の相手は、W杯2連覇中であり、開催国でもあるドイツだった。 この日本対ドイツ戦は、ここまでのところの全試合を通じて、今大会最大のハイライトとなった。延長戦を含めた120分間の激闘の末、日本がドイツを破ったのだ。 日本はドイツに対し、過去8戦で0
“女ズラタン”の異名を持つシェリン。日本にとって警戒すべき世界トップクラスのアタッカーだ【Getty Images】 女子ワールドカップ(W杯)で初のベスト4入りを決めた日本女子代表は、13日(日本時間14日)の準決勝でスウェーデン女子代表と対戦する。スウェーデンは日本と同様、今回のW杯で6大会連続6度目の出場で、最新のFIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは日本よりひとつ下の5位につけている。今年だけですでに2回顔を合わせており、3月にポルトガルで行われた『Algarve Cup』では日本が2−1で勝利、W杯直前の非公開テストマッチでは1−1のドローに終わった。 準々決勝で日本が開催国ドイツを破ったことは歴史的快挙として報じられているが、同じくスウェーデンも今大会で番狂わせを演じた。グループリーグ最終戦でFIFAランキング1位の米国に勝利を収めたのだ。米国とは過去5度のW杯で3度対戦
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