ニャン(2)、ニャン(2)、ニャン(2)-。そんな語呂合わせにちなむ2月22日の「猫の日」が浸透してきた。猫ブームも背景に、この日に照準を合わせた企画や催しが各地で続出。役所の庁舎を使った猫イベントも開かれるなど、自治体も猫の手に熱い視線を送っているようだ。(三品貴志) 異色商品も登場 猫の日は昭和62年に制定。アイペット損保(東京都港区)が1月、1万995人を対象に実施したアンケートでは、猫の日を「知っている」と答えた人は28・9%だった。 徐々に認知度を上げてきた22日を前に、通販大手のフェリシモ(神戸市中央区)は、猫グッズを集めた期間限定ショップ「フェリシモ猫部」を全国の百貨店など7店舗で展開。 「パッケージもかわいいし、いい匂い。友達へのプレゼントにします」。都内の女性会社員(32)が渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)の同ショップで買い求めていたのは、肉球(猫の足の裏の毛のない部分)の香