まるでボールのような巨大な白いキノコが、福井県若狭町の男性(82)方の庭で二つ見つかった。横に置いたサッカーボールよりも一回り大きく、「こんな大きなキノコは初めて」と驚いている。 大きい方は直径約40センチ、高さ約25センチで、小さな方でも直径約20センチ、高さ15センチほどもある。発泡スチロールのような感触で、たたくと「ぽん」と音が鳴る。 調査した福井県嶺南振興局によると、キノコは県内でも珍しい「オニフスベ」。実は食用で、フライなどにすると食べられるという。男性は「見た目が派手だし、食べるのはちょっと勇気がいるね」と苦笑いしていた。