ヤフーとプロ野球福岡ソフトバンクホークスは、12日までの巨人戦から、ビッグデータや人工知能(AI)を使ってチケットの価格を決める販売を実験的に始めた。対戦チームの組み合わせだけでなく、売れ具合なども考慮して価格設定される。ヤフーは、ネットオークション「ヤフオク」での販売も今シーズンから始めており、画一的に決まっていたチケット価格を変動制にすることで、チケットの購入を促進させるとともに、第三者によるダフ屋行為も防止する狙いがあるという。 これまでも曜日や対戦チームによって価格を変えることはあったが、米大リーグではすでに始まっている価格変動方式を日本のプロ野球で採用したのは初めてとみられる。 対象になるのは、ヤフオクドーム(福岡市)で開催される試合。 AIによる販売は、ヤフーが運営する電子チケット販売サイト「パスマーケット」で行い、1試合当たり100程度の人気席を売り出す。AIが天候やリーグ内