オランダで競売に掛けられた世界最大の淡水パール「眠れる獅子」(2018年5月27日撮影)。(c) AFP PHOTO / ANP / Remko de Waal 【6月1日 AFP】ロシアの女帝エカチェリーナ2世(Catherine the Great)がかつて所有した、世界最大といわれる淡水パールが5月31日、競売に掛けられ、32万ユーロ(約4100万円)で落札された。競売を主催したオランダのフェンデュハウス(Venduehuis)が明らかにした。 【あわせて読みたい】桁違いの輝き、高額落札されたダイヤモンド この淡水パールは特徴的な形状から「眠れる獅子(Sleeping Lion)」としても知られ、18世紀前半に中国、おそらく珠江(Pearl River)で生成されたとみられる。フェンデュハウスによると、重さ約120グラム、長さは7センチ近くで、三つある世界最大パールの一つでもある。