開業11年目で累計の入場者数が1億人を突破した米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)。今年に入って入場者数が前年の2割増と好調に推移しているが、人気を牽引しているのは「ハローキティ」「ワンピース」といった映画とは関係がないキャラクターたちという。 もはや「映画の」という形容詞は不要で、商魂たくましい大阪ならではの「何でもありのテーマパーク」として存在感を見せ始めている。夏は「ワンピース」 USJは今夏、期間限定で、人気マンガのワンピースを題材にしたスペシャルショー「ワンピース・プレミアショー2012」を開催。主人公の海賊らがマンガから飛び出し、会場を縦横無尽に走り回る迫力ある演出に、熱狂的なファンは歓声を上げた。TDRは慎重…USJ強気で値上げ ショーは別料金で、大人3500円の席では、入場券(6400円)と合わせて9900円必要だが、それでも良席は