「オリジナルのメカ(機械)を自由に描きたい」という夢を抱いて上京し、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズやSFアニメ「カウボーイビバップ」などに登場するメカをデザインした。今は島根に戻り、浜田市でフリーランスの「メカニックデザイナー」として活躍する。 川本町出身。メカとの出会いは幼いころにテレビの再放送で見た海外のSF映画だった。たくさんの人を乗せて動く宇宙船のとりこに。「宇宙船は一つの原点。川で潜水艦の模型を走らせて遊ぶこともあった。好きなメカはロボットより船」と笑う。 1970年代に入ると「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」などが放送され、アニメを模写し、友人と交換して遊んだ。 江津工業高校の卒業を控え、アニメの世界で自分の絵のセンスを試してみたくなった。時代はバブル景気直前。「就職はなんとかなるって、楽観的でした」。アニメーション科のある東京の専門学校に進学したものの、「『高校生
![島根)「オリジナルのメカを」 デザイナー山根公利さん:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ca8224298facecaa1a6545f8602a07b0e2e759ba/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2Fc_AS20200301002692_comm.jpg)