視聴率の伸び悩みで終了決定写真:ロイター/アフロ[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグが制作総指揮を務めるSFドラマ「テラノバ」の全米放送を手がける20世紀フォックスが、同番組の放送終了を決定したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。 「テラノバ」は、太古の時代にタイムトラベルし人類の文明再建を試みる一家の物語で、昨秋に全米放送がスタート。「LOST」や「24」の放送終了後、スケール感の大きなドラマがなくなっていたため、大きな注目を集めていた。しかし視聴率が伸び悩み、シーズン1全11話の平均視聴者数は750万人。特に広告主にとって主要ターゲット層となる18歳から49歳の視聴者層の間では、わずか260万人だった。 同社はシーズン2始動について検討を重ねてきたが、制作費が高いこともあり終了を決定。今後、同番組を制作する20世紀フォックステレビジョンは他局に売り込みをかけることに