公益社団法人発明協会(会長・庄山悦彦日立製作所相談役)は18日、産業や経済の発展に大きく貢献した「戦後日本のイノベーション100選」の第1弾として、新幹線やウォークマン、インスタントラーメンなど38件を選んだと発表した。 同協会はインターネットなどのアンケートの得票数で10件を選び、ほかに時期を高度経済成長までと限定し、発明や事業から28件を選定した。 投票では、昭和39年に開業し50周年を迎えた新幹線や、ソニーが54年に発売したウォークマンが上位に入った。33年に登場し、世界で年間1千億食以上が消費されるまでに広まったインスタントラーメンや「マンガ・アニメ」「家庭用ゲーム機・ゲームソフト」も選ばれた。 高度成長期までの選定には「小型(軽)自動車」やブラウン管テレビなど産業を牽引(けんいん)した商品のほか、回転ずしやカラオケも選ばれた。◇ 「戦後日本のイノベーション」は次の通り。 【アンケ