津市は4月、小中一貫校「みさとの丘学園」を開校させる。昨春施行の改正学校教育法で定められた9年制の「義務教育学校」で、校歌の3番の歌詞を英語にするなど、英語教育に力を入れる。 義務教育学校は、中学に入るといじめや不登校が増える「中1ギャップ」を減らすことを目的に、昨春全国で22校が誕生した。愛知、岐阜、三重3県の教育委員会によると、4月に津市のほか、岐阜県の羽島市と白川村で開校するのが東海3県で初となる。 みさとの丘学園は、少子化を背景に3小学校と1中学校が統合して発足する。現行の学習指導要領で、小学5、6年生で年間35コマとされている外国語の学習を拡充し、1年生から発音など年12~15コマ、英語の学習の機会を確保する。 3番までの校歌のうち、3番の…