印刷 関連トピックス地震【動画】水中津波警報装置を開発 岩手・大船渡でテスト湾内に設置された「水中津波警報装置」=岩手県大船渡市、小林裕幸撮影 水中で被災地の復旧作業にあたる潜水士らを津波から守るため、東京都の潜水器材メーカー「ゼロ」が「水中津波警報装置」を開発した。直径約50センチの浮きで水中スピーカーをつるしてあり、陸地からの無線操作で、「緊急津波警報が発令されました」という音声と警告音で半径約500メートルの水中に危険を知らせる。 19日には岩手県大船渡市の海岸で試用され、NPO「三陸ボランティアダイバーズ」の佐藤寛志理事長は「警告の内容が聞き取りやすい」。県内の漁港では昨年、計47万立方メートルのがれきが撤去されたが、いまもボランティアたちによる作業は続いている。 水中で地震にあうと地鳴りを感じることもあるが、津波の危険性までは判断できない。ゼロの入江聡彦営業部長は「復興の現