北海道土産の大定番「白い恋人」でおなじみ、石屋製菓名誉会長の石水勲さんが、9月26日午前4時30分、札幌市中央区の病院で死去した。近年は病気のため療養中だった。 石水さんは札幌工業高校在学中は野球、東洋大学経済学部進学後はボクシングに熱中するなど学生時代はスポーツに親しみ、卒業後は家業の石屋製菓に入社。父のもとで経営を学び、工場のラインに自ら立つ一方、職業訓練校にも通うなど菓子づくりに傾注。その中の1976年に生まれたのが「白い恋人」だった。68年フランス・グルノーブル冬季五輪の記録映画「白い恋人たち」をモチーフにした品名、斬新なパッケージデザインで爆発的なヒットとなり今に至っている。 勢いのある若手経営者として、市内の経済界でも頭角を表していた93年、その後の生涯を通じて情熱を傾けることになる出合いがあった。サッカー・Jリーグの開幕と札幌へのチーム誘致活動、そしてコンサドーレ札幌の誕生だ
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