「おいくら万円?」という言葉。以前、勤めていた会社で上司に言われたが、なんて切り返せばいいのかわからなかった…。当時はその人個人のギャグだと思っていたが、別の場所でも「おいくら万円?」と言われ、はじめて昭和のギャグだと気付いた。「おいくら万円?」と言われた筆者は不思議な顔をしていたと思うが、逆に死語を使って不思議な顔をされた経験のある人も多いのはないだろうか。 使ったり、使われたりして昭和話のきっかけとなる死語だが、最近、新たに注目を集める場所がある。それはLINEのクリエイターズスタンプだ。LINEクリエイターズスタンプ『ユル昭和~懐かしの死語メドレー~』は、昭和の死語を扱ったスタンプで人気を集めている。この度、発売された同名の著書『ユル昭和~懐かしの死語メドレー~』(malo/宝島社)では、現在配信されているスタンプ、これから配信されるスタンプと共に昭和の死語を紹介している。本書から一