今回は/usr/local/に対してLVMを使用し、スナップショットを利用してバックアップを取ります。また、バックアップはcronによって定期的に実行されるようにします。以上をまとめると以下のようになります。 コンテンツデータ部分はLVMベースのファイルシステム スナップショットをdumpでバックアップ 週1回フルバックアップ、平日はダンプレベル1をcronで自動化 バックアップ媒体はNFSマウントしたバックアップサーバ バックアップサーバ側の準備 ネットワーク経由でバックアップを取る場合、最も手軽なのがNFSの利用です。ここでは、NFSへの最低限のアクセス制御を考慮した設定を紹介します。 バックアップサーバ側には、/backupというディレクトリに各サーバ用のディレクトリを作成します。このディレクトリには書き込みを認めなければならないので、NFS専用のユーザーnfsbackupを作成し、
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