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音楽と書評に関するtacticslifeのブックマーク (3)

  • 優れた音楽産業論:津田大介・牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』

    いま早稲田大学で経済学研究(文化経済学)の講義を今年限定で行っている。前回は、ニコニコ生動画で津田大介さんの司会の番組に出たときの様子を講義で流した。ニコニコ生動画を講義で流すのはあまりないのかもしれない。自宅に帰ってTwitterをみたらその津田さんの新刊が評判のようである。立ち読みして驚いたのは、これはすぐれた産業論であり、サブカルチャーを経済的視点で扱った稀有な書だということだ。 まず世界的な音楽産業を経済学的に扱う上で、よく知られたホットイシューがある。文化経済学学会の会長Ruth Toeseが講演でいうように、文化経済学は長年、著作権の問題を正面きって扱ってなかったという。書でもこの著作権について非常に見通しのいい展望が語られていて、今後、日音楽産業を経済的、文化的な側面から考察する際のよき指標になるだろう。 これも文化経済学やコンテンツ産業論などでは早くから注目されて

    優れた音楽産業論:津田大介・牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』
  • 絶対音感 - 情報考学 Passion For The Future

    ・絶対音感 幼稚園児の息子は音楽が好きそうなので、ヤマハ音楽教室に通わせている。期待しているわけではないのだが、このくらいから始めたら絶対音感がついたりして、なんて思うのは、やはり期待しているのか...。 私からすると「絶対音感」は正直羨ましい能力である。同世代の友人にも絶対音感を持つ人がいた。彼はガラスが割れる音が音階で聞こえると話した。でも、いいことばかりじゃなくて、街で流れるBGMとか音が微妙にずれていることがあって、気持ちが悪くなったりするんですよ、と嘆いている様子がまた、羨ましいのであった(笑)。 「絶対音感」とは何か?。それは音楽的天才の証なのか、何人に一人くらいが持っているのか、何ができるのか、当に幼少期にしか身につけられないものなのか、その特殊能力の科学的な根拠は?。200人以上の音楽家、脳科学者、心理学者、音楽教育関係者にインタビューし、その神話の正体を明らかにしていく

  • J・S・バッハ - 情報考学 Passion For The Future

    ・J・S・バッハ 楽聖と呼ばれるバッハの人柄や生活、職場や家庭について、このではじめて知ることができた。バッハは世襲の名門音楽家職に生まれたが、当時の音楽家は職人の一種であった。徒弟として師に学び職人修行の末に独立した楽士になるものだった。バッハはそうした職人気質の世界でも並外れて頑固で妥協を許さない性格で知られ、それが出世にマイナスに響いた部分もあり、高名ではあるが必ずしも時代の寵児で人気者というわけではなかったようだ。そして、そうであるが故にバッハの厳格さと倹約の精神はいっそう強くなったとらしい。 バッハの音には無駄がない。そしてポリフォニー(多声)での展開を基調とする。 「バッハは倹約を通じて、情報の豊かさを獲得した。バッハの倹約の主旨は、とくに、時間・空間の無駄を、音楽に少しも許さないことにあったと思う。したがって、単位時間当たりの情報量は、バッハの音楽は当時の他の作曲家のそれに

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