J1第5節G大阪戦で、広島の佐藤寿人がJ1通算100ゴールを達成した。日本屈指の点取り屋が、ある意味でたどり着くべくしてたどり着いた記録は、しかし、彼がプロ入り後に歩んだ道程を振り返ると、感慨深いものがある。 これまでにJ1通算100ゴールを記録した選手は、佐藤で10人目。うち6人が日本人選手なのだが、そのなかに、100ゴールを記録した時点でJ2でのプレー経験を持っていた選手は、佐藤を除いて他にはいない。 市原(当時)ユースからトップに昇格してしばらく、鳴かず飛ばずの日々を過ごした佐藤。プロ入り3年目の'02年、出場機会を求め、当時J2のC大阪へ移籍したのも、当然の成り行きだった。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 610文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく Numb