レアル相手に4得点を決めたレバンドフスキ。試合後には「この試合を勝利で終えても、まだ僕たちは一歩進んだだけだから。4つもゴールを決められたのは、勿論嬉しいけどね。でも、目指しているのは決勝だから」とコメントした。 歴史の転換は、日めくりカレンダーをめくる作業とは似ても似つかない。365枚の同じ重さの紙で作られたカレンダーがめくられるように、淡々と次のステージに進むことなどないのである。 それはむしろ、ダムの決壊に似ている。それまでたまっていたものが、一気に溢れ出すのだ。 だから、衝撃は大きい。一目でわかるくらいに、深く、激しく、新たな歴史の1ページは刻みこまれる。 CL準決勝1stレグのもう1試合、バイエルンがバルセロナを4-0という衝撃的なスコアで下した翌日の4月24日、今度はドルトムントがホームでレアル・マドリーを4-1と蹴散らした。 格上と目されるスペインのチームに、ドイツのチームが
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