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ブックマーク / number.bunshun.jp (119)

  • W杯前の闘莉王の言葉が頭をよぎる。本当の「日本のサッカー」とは何か?(西川結城)

    ザッケローニに率いられた4年間の冒険は、W杯のGL敗退で終わりを告げた。次期監督の人選でもパスサッカーの継続が条件としてあがっているが、「日サッカー」とは何なのかについて今こそ議論が必要だ。 日本代表がブラジルから帰国して4日後の7月1日、日サッカー協会の原博実専務理事兼技術委員長は記者を前に、W杯での日の戦いを総括した。その中で、気になる一言があった。 「この4年間は、自分たちでボールを動かして相手を崩していくサッカーをやっていこうとしていた。決して間違った方向性だったわけではなかったが、世界の舞台ではもう少しいろんな展開に応じた戦い方が必要だった。 W杯のほかの試合を見ていても、やりたいサッカーがあっても割り切った戦い方をしている国もあった。日は自分たちのサッカーにこだわったけど、それもやりきれなかった。力がなかった。ある時間帯では、南アフリカ大会のような守る戦い方も必要だっ

    W杯前の闘莉王の言葉が頭をよぎる。本当の「日本のサッカー」とは何か?(西川結城)
  • 歴史的敗戦をセレソンはどう語ったか。茫然、無言、饒舌……それぞれの傷。(豊福晋)

    薄暗いコンクリートの階段を、ミックスゾーンへむけて早足で降りた。 何かすごいものを見てしまった、誰もがそんな表情を浮かべている。あたりはどよめきに包まれていた。 1-7。ブラジル対ドイツの準決勝は、誰も予想できない結果に終った。 ブラジルにとってみれば、決勝でウルグアイに敗れた1950年大会の“マラカナッソ”に次ぐ歴史的悲劇だ。ブラジルメディアは、大敗を速報で大々的に報じていた。 「大虐殺。ミネイラソ」(『フォーリャ・デ・サンパウロ』) 「歴史的屈辱」(『オ・グローボ』) ミックスゾーンには人だかりができていた。 今大会一番の混みようだ。誰もが目にしたかったのだ。ブラジル人選手たちがどんな表情を浮かべ、何を口にするのかを。 後世に語り継がれるこの試合、悲劇の後のブラジル人の顔を目に焼き付け、その口から発せられる言葉をしっかりと聞いておきたかった。 なぜこんなことが。答えは簡単にはでてこない

    歴史的敗戦をセレソンはどう語ったか。茫然、無言、饒舌……それぞれの傷。(豊福晋)
  • ファンハールはマンUをどう変える?ウイング、確率論、そして香川真司。(田邊雅之)

    現在はオランダ代表を率い、ブラジルW杯への準備を進めているファンハール。今大会後の退任が確定したわけだが、母国にどんな置き土産を残すのだろうか。 紺色のジャケットに赤いネクタイ姿のライアン・ギグスが、眉間に皺を寄せながら戦況を見守る。隣にはトラックスーツに身を包んだニッキー・バット、ポール・スコールズが鎮座し、ベンチの一番左側にはフィル・ネヴィルが座る。 ドキュメンタリー映画「クラス・オブ・92」さながら、ユナイテッドで一時代を築き上げたメンバーがベンチに並ぶ姿には、独特の華と趣がある。 しかし「ファーガソンの雛子たち」が、ベンチに揃うシーンはしばらくおあずけになりそうだ。5月19日、赤い悪魔の次なる指揮官に、現オランダ代表監督のルイ・ファンハールが就任することが正式決定したからである。 契約期間は3年間。監督就任の会見で、ファンハールは次のようにコメントしている。 「私はプレミアリーグで

    ファンハールはマンUをどう変える?ウイング、確率論、そして香川真司。(田邊雅之)
    tacticslife
    tacticslife 2014/05/20
    ファンハールでダメならあきらめもつく。
  • 「世界9位」より重い「ナダル圧倒劇」。錦織圭が得た“トップ5”という評価。(秋山英宏)

    「応援していただいた皆さんにお詫びをしないと」とコメントした錦織。クレーコートで行われる全仏オープン(5月25日開幕)は、コーチのマイケル・チャンが1989年に優勝した大会でもあるので、大いに期待したい。 コートサイドで試合を見つめるコーチ、トニ・ナダルの表情がすべてを言い表していた。 ラファエル・ナダルの叔父でもある彼の目の前にあったのは、にわかに信じられない光景であったはずだ。過去6戦全勝の錦織圭に、ナダルが一方的に叩かれていた。錦織がゲームを支配し、ナダルはそれに対応するだけだった。トニコーチは途方に暮れているように見えた。そのボディランゲージが弱々しかった。 マドリード・オープン、5月11日の男子シングルス決勝で、錦織は世界ランク1位のナダルから第1セットを奪い、第2セットも相手のサービスゲームを先にブレーク、4-2と先行した。ナダルからの初勝利と、マスターズ1000グレード大会で

    「世界9位」より重い「ナダル圧倒劇」。錦織圭が得た“トップ5”という評価。(秋山英宏)
    tacticslife
    tacticslife 2014/05/15
    最近まともにやって負けたのを見た記憶がない気が。
  • イビチャ・オシム、日本への提言。「メディアも選手も監督も準備せよ」(イビチャ・オシム)

    2月に装いも新たにスタートした『メルマガNumber』。 Number Webのリニューアルを記念して、1号分を無料公開します! 今回はイビチャ・オシムの「オシム問答」。日本代表への言及が多く、 読者からの反響も非常に大きかった4月25日配信分です。 オシムは現在の日をどう見ているのか、随所にうかがわせてくれます。 聞き手の田村修一氏とのやり取りも含め、ぜひお楽しみください。 〈読者の皆さまへ〉 ワールドカップが近づくにつれて、オシムの周辺が慌ただしくなるのはいつものことではありますが、今回はボスニア・ヘルツェゴビナが初出場ということもあり、日からの取材以上に地元ボスニアのメディアの取材や協会関係の仕事(直接彼が関わっていないにせよ)などでかなり慌ただしい様子です。 さて、「今週のオシム問答」ですが、ワールドカップまで2カ月を切ったこの時期であるからこそ、先に進むのではなく立ち止まるべ

    イビチャ・オシム、日本への提言。「メディアも選手も監督も準備せよ」(イビチャ・オシム)
  • ザックジャパンはこの23人だ!福西崇史が発表直前完全予想。(細江克弥)

    福西崇史がブラジルW杯日本代表23人のラストピースとして予想した豊田陽平。5月12日、その名前をザッケローニは読み上げるだろうか。 ワールドカップの開幕を1カ月後に控えた5月12日、ついに大会に臨む最終メンバー23名が発表される。4年に一度の大舞台に上がるのは誰か。発表を目前にして、注目度は高まるばかりである。 4月、メルマガNumber「福西崇史の『考えるサッカー』」では、読者3名を招いて元日本代表の福西崇史氏と語り合うイベントを開催した。その第2部で福西に、「最終メンバー23名」を聞いた。 まずメンバー候補選手をタイプ別に分類。 ――さて、福西さん、今日は12日に発表されるW杯日本代表メンバー23名を福西さんの視点で予想していただきたいと思います。 福西   オッケー。難しいなあ。 ――ですよね。なので、考えやすいように、メンバー候補選手をタイプ別に分類してみました。 福西   なる

    ザックジャパンはこの23人だ!福西崇史が発表直前完全予想。(細江克弥)
  • モイーズ電撃解任を徹底検証!見えない未来とファーガソンの影。(田邊雅之)

    「選手たちは自分自身を恥じるべきだ」(ロイ・キーン)、「監督業には必ず2年の期間が与えられるべきだ」(ガリー・ネビル)。クラブのOBたちも一様に今回の早期解任には戸惑いを示している。 「いよいよ『審判の日』が来たかもしれないぜ。携帯の電源だけは入れておきな」 4月21日、月曜日夕方。知り合いのイギリス人ジャーナリストから、突然SMSが届き始めた。程なくして、新聞各社がウェッブサイトで臨時ニュースを流し始める。マンチェスター・ユナイテッドはプレミアの35節で、エバートンに0-2で完敗。来シーズン、CLに出場する可能性が消滅したことを受け、クラブの役員会がデイビッド・モイーズ監督の解任を討議し始めたというのが、速報の内容だった。 それから一夜明けた現地時間の朝8時30分。ユナイテッドの公式サイトはついに正式発表を行なう。 「マンチェスター・ユナイテッドは、デイビッド・モイーズがクラブを退団した

    モイーズ電撃解任を徹底検証!見えない未来とファーガソンの影。(田邊雅之)
    tacticslife
    tacticslife 2014/04/23
    監督が変わったくらいで何とかなる布陣でもないと思うが、少なくとも今よりはマシだろう。
  • 今季10戦6得点のDF、広島・塩谷司。5月12日、その名前はリストにあるか。(飯尾篤史)

    槙野智章、高萩洋次郎ら代表経験者に囲まれて、リラックスした表情を見せる塩谷司(右から2人目)。昨年ブレイクし、今年はすでに6得点とキャリア最高の得点数を記録。DFながら、その一発も魅力だ。 4月7日から9日まで行なわれた日本代表候補キャンプ。7人の初選出を含む代表経験の浅い選手ばかりを集めた「最終オーディション」で、南野拓実や川又堅碁といったアタッカーの注目株と並んで多くの記者に囲まれていたのが、サンフレッチェ広島のDF、25歳の塩谷司だった。 ピッチとスタンドの間に設けられた取材エリアでは、この金髪の若者の周りに二重、三重の人垣ができていた。 こうした状況に慣れていないのか、言葉数は決して多くない。答えよりも質問のほうが長いときもあったが、「自分の良さは出せたと思う」「うまく攻撃参加できたんじゃないかと思います」「どっち(CBとSB)もできることをアピールできた」といった言葉からは、たし

    今季10戦6得点のDF、広島・塩谷司。5月12日、その名前はリストにあるか。(飯尾篤史)
    tacticslife
    tacticslife 2014/04/15
    いずれは代表の常連になるかもしれないが、今回はちと間に合わないか。/ディフェンスは一人でやれるものではないので、サプライズは難しいと思う。/今回のW杯後は、山下とともに期待している。
  • <言葉の力をめぐる一省察> イビチャ・オシム 「感じたことを率直に、そして真摯に語るべきだ」(田村修一)

    理想を具現化する上で、指導者の発する 言葉の重みと効果的な伝え方とは――。 日サッカーのさらなる前進を望む名将が、 豊富な経験と深い愛情をもとに伝授する。 日発売の『NumberPLUS イビチャ・オシム 日サッカーに告ぐ2014』より、 ザックジャパンの転機となった2011年のアジアカップ制覇直後に、 クロアチアの地で語ったオシムの金言を、特別に公開します。 イタリア国境に近いクロアチアの港町プーラ。アドリア海沿岸でも屈指の保養地に、イビチャ・オシムはアシマ夫人とともに滞在していた。アマルが率いるジェリェズニチャル(ボスニアリーグ2009-2010年優勝)が、ここで合宿を行なっている。息子に招待されての訪問は、自らのリハビリも兼ねていた。こけた頬と精悍な眼差し。歩くスピードも、これまでのどのインタビューのときよりも速い。 同じホテルにチェックインしたわれわれの事が終わるのを待つの

    <言葉の力をめぐる一省察> イビチャ・オシム 「感じたことを率直に、そして真摯に語るべきだ」(田村修一)
  • トレーナー・西本直が解説する、中田英寿や本田圭佑の「背中」。(1/5) - Number Web : ナンバー

    今年1月に行なわれた新春ドリームマッチ群馬2014に出場した中田英寿。現役を退いても、ドリブル中に背筋をピンと張ったその姿勢は変わっていない。 「中田英寿さんの現役時代のプレー映像を見ると、 骨盤がしっかり引き上げられ、背中にも十分な反りが できている。日人選手の目指すべき方向性を 示してくれているのではないでしょうか」 西直(トレーニングコーチ) ブラジルW杯に向けて、ぜひ紹介したい「サッカーの見方」がある。選手が走っているとき、ドリブルしているとき、シュートを打つときに、どんな「姿勢」で、どんな「体の使い方」をしているかに注目するという観戦術だ。 筆者にこういう見方を教えてくれたのが、トレーナーの西直だ。すでにこのコラムでも、「大迫勇也のポストプレー」、「テベスの1対1の守備の対応」などで何度も登場して頂いた。昨年11月のNumber 842号では、メッシ、ルーニー、ネイマール、

    トレーナー・西本直が解説する、中田英寿や本田圭佑の「背中」。(1/5) - Number Web : ナンバー
  • CL敗退、バルサ黄金期の終わり。時代はペップの“真クライフイズム”へ。(木崎伸也)

    バルサはボール保持率ではアトレティコを上回っていたのだが……。メッシの運動量も極端に少なく、イニエスタの途中交代も議論を呼ぶこととなった。 今度こそ「バルサ黄金時代」に区切りがついたと言っていいだろう。 4月9日、バルセロナはCL準々決勝・第2レグでアトレティコ・マドリーに0対1で敗れ、トータルスコア1対2で大会から姿を消した。ライカールト監督の最終年となった'07-'08シーズンから続いていたベスト4進出がついに途絶えたのである。 特に黄金時代の終焉を感じさせたのは「負け方」だった。 アトレティコの前線からの激しいプレッシャーに慌てて、DFラインからの正確なビルドアップがほとんどできない。苦し紛れにサイドへ長いパスを出さざるを得ず、「ボールキープの名人」イニエスタでさえも前後から挟まれて奪われるシーンが目についた。 黄金時代のバルサであれば、どんなに圧力をかけられても闘牛士のように突進を

    CL敗退、バルサ黄金期の終わり。時代はペップの“真クライフイズム”へ。(木崎伸也)
    tacticslife
    tacticslife 2014/04/13
    その「ベップバイエルン」を㌦が昨日打ち破ったのも興味深い。
  • 韓国の15歳の入団でバルサに重罰!補強禁止騒動、それぞれの思惑とは。(横井伸幸)

    バルセロナが誇るカンテラの最高傑作は、いわずと知れたメッシ。小さい頃からバルサの哲学を身に着けたからこそ今の活躍があるとも言えるはずだが……。 毎年のタイトル獲得を義務づけられているチームにとって、1シーズンの補強禁止は酷な罰である。それをバルサは、罰金45万スイスフラン(約5200万円)と共に、FIFAに言い渡された。FIFAのルールに反する行為がカンテラにあったからだ。 FIFAは'09年に発効した移籍規定第19条で18歳未満の国際移籍を全面的に禁じているが、次の例外を認めているため、いまも多くのクラブの育成部門で多くの外国人選手がプレイしている。 ・当該選手の両親が加入先となるクラブのある国へサッカーとは関係のない理由で転居するとき。 ・当該選手が16歳以上18歳未満かつ移籍がEU内あるいはEEA(欧州経済領域)内で行われるとき。 ・当該選手の住居が国境から50㎞以内にあり、加入先と

    韓国の15歳の入団でバルサに重罰!補強禁止騒動、それぞれの思惑とは。(横井伸幸)
    tacticslife
    tacticslife 2014/04/11
    久保君の件がスルーなのは、ひっかかってないからなの?
  • 中学2年、川崎がイチローを知った日。「大体おかしいじゃん、カタカナだし」(川崎宗則)

    川崎宗則が昨年の7月11日にヒーローインタビューで発した「See you tomorrow」という言葉は、あまりにキュートだと世界中にファンを生んだ。 「メジャーで最も愛される日人選手」こと、川崎宗則選手。 苦労は表に出さず、苦しい時こそ前にでる。 そんな、野球小僧の人生論がになりました。 3月26日発売の『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』より、 Number Webでは特別に、イチロー選手との出会いの項を公開します。 小学生から中学2年まで、おれは右バッターだった。 右利きだったし、右で打つのが当たり前だと思ってたからね。小学生のときは、ランニングホームランも打ったし、ヒットもけっこう打ててたと思う。 それが中学に入ったら、先輩たちより打球が遠くへ飛ばないことに気づいた。みんな体が大きいのに、おれは細くて、背もそんなに高くなかったから。中学1年のときは、バットが重くて、振れ

    中学2年、川崎がイチローを知った日。「大体おかしいじゃん、カタカナだし」(川崎宗則)
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    tacticslife 2014/03/27
    すまんwwタイトルでフイたww
  • NZ相手の2失点は偶然ではない。ザックJが見逃した危険な「予兆」。(二宮寿朗)

    自ら獲得したPKでゴールを決めた香川真司。マンチェスター・Uでは出場機会が激減し苦しいシーズンを過ごしているが「いい形でマンチェスターに帰れる」と手応えを示した。 3月5日、最後の国立競技場。冷たい雨はいつしか上がっていた。 この日の「雨のち曇り」の天気とは違って、2014年のザックジャパン初戦は「晴れのち雨」と言ったところか。格下のニュージーランドに前半17分までに4点を取ったゲームだが、その後2点を取られたゲームでもあった。試合後、選手たちの表情が一様に晴れなかったのも、「雨」の部分が気がかりだったからではないだろうか。 ケガで離脱している長谷部誠の代わりにキャプテンマークを巻いた長友佑都は、厳しい顔つきで言った。 「チームとしていい入りができて4点は取れた。でも2失点しているし、そこは見ないといけない。(攻撃では)後半、チャンスはあったのに、決められなかった。(守備では)コートジボワ

    NZ相手の2失点は偶然ではない。ザックJが見逃した危険な「予兆」。(二宮寿朗)
  • 「今はトップ下で突き抜けてみたい」二足の草鞋を脱いだ中村憲剛の覚醒。(二宮寿朗)

    昨季3位でACL出場権を獲得した川崎の中心にいたのは、紛れもなく中村憲剛だった。“職”としてさらに凄みをますトップ下のプレーが、代表にもたらすものは大きいはずだ。 「自分のトップ下って、自分のなかでの評価が低かったんです――」 川崎フロンターレでは主に「来の」ボランチ日本代表では主に「来ではない」トップ下。中村憲剛にはそんな時代が長く続いた。 チャンスメークする、組み立てる、周りを活かす。 ジャパンブルーのユニホームを身にまとった中村は、トップ下のポジションで己に出来る役割を考えながら、己の持ち味を最大限に発揮しようとしてきた。だが、昨年6月のコンフェデレーションズカップ以降、彼は日本代表から呼ばれなくなった。 新戦力の台頭に伴ってザックジャパンが活性化していくとともに、入れ替えの対象になった中村たち30代の控えメンバーの名前が、次第に代表から忘れ去られていく感もあった。 しかし実

    「今はトップ下で突き抜けてみたい」二足の草鞋を脱いだ中村憲剛の覚醒。(二宮寿朗)
  • マンUの2列目に史上最高額で参戦!マタは“衝動買い”ではなく“福袋”?(山中忍)

    マンチェスターでメディカルチェックを受ける際に早速、地元ファンに囲まれる。不振のチームを変える存在として期待も高まる。 1月25日、マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタ獲得が決まった。 プレミアリーグでは、マタがベンチに座り続けたチェルシーに敗れて今季7敗目を喫し、リーグカップ準決勝第2レグでは、PK戦でサンダーランドに決勝進出を阻まれた直後の出来事だった。 移籍金は推定3700万ポンド(約63億円)。これはマンU史上、過去最高の金額だ。デイビッド・モイーズ体制初の大物獲得は、巷で主要タイトル獲得がほぼ絶望的になった新監督の「パニック補強」と言われ、国内数紙では「屋根から先に家を建てようとしている」として、疑問の目を向けられてしまった。 たしかに、プレーメイカーの獲得はチーム立て直しの最優先課題ではなかった。なぜならモイーズは、正トップ下のウェイン・ルーニーを筆頭に、アドナン・ヤヌセ

    マンUの2列目に史上最高額で参戦!マタは“衝動買い”ではなく“福袋”?(山中忍)
  • 恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)

    「(メジャー大会で身体に)痛いところもなく戦えたことは、昔はなかったこと。身体が強くなっているのを感じています」と試合後にコメントした錦織。 恐ろしいほど密度の濃いラリーだった。 全豪オープン4回戦、第16シードの錦織圭は、男子ツアー随一のストローカー、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に真っ正面から打ち合いを挑んだ。 両者の前回の対戦は昨年の全仏オープン。全仏のレッドクレー(赤土)と全豪のハードコートでは、ボールの弾み方が大きく違う。ハードコートの特徴である球足の速さを生かすために、錦織は速攻を仕掛けた。一方のナダルも全豪のコートにプレーを適応させて、いつもより低い弾道の速いボールを繰り出してきた。 両者が放つボールの速さ、深さと角度、そして動きのスムーズさが尋常じゃない。思い出したのが、このロッド・レーバー・アリーナ(全豪のセンターコート)で何度も見てきたナダルとノバク・ジョコ

    恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)
    tacticslife
    tacticslife 2014/01/21
    ここんとこ怪我でリタイアすることが多かったので、もう1試合やらせてあげたかった。
  • 大迫勇也と本田圭佑の「共通点」。欧州の当たりに耐える姿勢とは?(木崎伸也)

    2013年11月16日に行なわれたオランダ戦の前半44分、大迫勇也は長谷部誠のパスをダイレクトで決めた。この日は田圭佑の得点もアシストするなど、強豪相手でも通用することをアピールした。 大迫勇也が勇気ある決断を下した。 1月6日、5年間プレーした鹿島アントラーズを離れ、ドイツ2部の1860ミュンヘンへ移籍することが発表された。現在1860は8位で、昇格圏内の3位まで勝ち点3差(3位は1部の16位と入れ替え戦)。十分に1部を狙える順位につけており、得点力アップの切り札として期待されている。 1860を率いるのは、かつてフランクフルトで高原直泰と稲潤一を、ボーフムで乾貴士を指導したフリードヘルム・フンケル監督。日人選手の長所と短所を理解しており、適応を後押ししてくれるだろう。 現在1860の1トップは32歳のベンヤミン・ラウトが務めており、この元ドイツ代表とポジションを争うことになる。約

    大迫勇也と本田圭佑の「共通点」。欧州の当たりに耐える姿勢とは?(木崎伸也)
  • 山本昌がラジコンを封印した理由。「50歳まで投げる」ためのオフとは。(田口元義)

    2013年は12月31日までトレーニングを続け、年が明けると1月2日にはナゴヤ球場を訪れキャッチボールで汗を流した。 プロ31年目のシーズンを迎える48歳の大ベテランは、とにかく休み知らず、なのである。 「だってさ、家にいたって暇なんだもん」 山昌は、決まってそう言う。 盟友・山崎武司は現役時代、「俺は暇でも練習しない!」と豪快に言ってのけたが、むしろ、その考え方こそプロ野球選手の大半の心情を代弁している、と言えるだろう。休める時はしっかり休む。約10カ月。多ければポストシーズンを含め144試合以上も戦い抜かなければならない過酷さを鑑みれば、戦士にも休息は必要なのだ。 ただ、山昌にしてみれば、それも単なる固定観念に過ぎない。 トレーニングを続けるわけ。それはいたってシンプルな心構えがあってこそ。山昌は「暇」の真意について、このように説明してくれたことがあった。 40歳までは「休むこと

    山本昌がラジコンを封印した理由。「50歳まで投げる」ためのオフとは。(田口元義)
    tacticslife
    tacticslife 2014/01/10
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  • <名将、ブラジルW杯を斬る> イビチャ・オシム 「どの国から勝ち点3を獲るか、見極めよ」 - サッカー日本代表 - Number Web - ナンバー

    サラエボの自宅で抽選会を見守ったオシムは、 組分けとトーナメント表をにらみながら、展望を語った。 日が入ったグループCに始まり、優勝候補の命、 ダークホース、そして初出場となる祖国の可能性まで――。 ――日はコロンビア、コートジボワール、ギリシャと同組になりました。 「他よりも危険の少ないグループだ。つまり優勝候補の命であるようなチームはいない。たしかにコロンビアは強豪だが、ブラジルやアルゼンチン、スペイン、イタリアと同じではない。この中で最も優れたチームはコートジボワールだろう」 ――コロンビアよりも上ですか? 「コロンビアとコートジボワールが優位だ。だが日とギリシャも力は接近していて、どの相手に対しても日はノーマルなプレーができる。つまりチャンスがあるということだ」 ――初戦でコートジボワールと当たります。 「すでに何度か対戦しているだろう。思い出すのは、日がホームで勝っ

    <名将、ブラジルW杯を斬る> イビチャ・オシム 「どの国から勝ち点3を獲るか、見極めよ」 - サッカー日本代表 - Number Web - ナンバー