テレビ番組を見ているとき、もっと知りたいと思う情報に出合うことは少なくない。情報検索に積極的な人はPCの前に移動し、いくつかの検索キーワードを入力するだろう。とはいえ、テレビとPCを同時に使用するのはかなり面倒な作業だ。 KDDI研究所が開発した「Webページ代行検索技術」では、地上デジタル放送番組の字幕と映像シーンの構造の情報に基づき、番組の進行に合わせて検索用キーワードを抽出し、自動的にウェブページの検索をしてくれる。 検索結果はリアルタイムでテレビ画面に表示。さらに、検索結果を番組のカテゴリに応じて整理してくれる。 番組に関連したウェブページのリストができるので、情報を携帯電話に持ち出すこともできる。例えば、朝のニュースで気になった事柄について、通勤中に携帯画面でより深い情報を得たり、ブログの意見をチェックしたりできるというわけだ。 ネット接続テレビや地上デジタル放送対応PCが普及し