数年前「ノマドワーカー」という言葉が注目を集めたことで、そうした人たちの働く場として話題になった「コワーキングスペース」。 今では、全国の地方都市などにも点在し、その土地に根付いて活躍する人たちのコミュニティーの場として機能しているのだとか。そこで今回、埼玉県さいたま市大宮で『コワーキングスペース7F』を運営する星野邦敏さんと、鹿児島県鹿児島市で『コワーキングスペース301』を運営する馬頭亮太さんに取材。地方都市におけるコワーキングスペースの役割について、教えてもらいました。 役割その1:Uターン組の案内所・創業支援としての役割 「地方都市において、産業を生み地域に雇用を生むことは地域を活性化する上で大切なことです。コワーキングスペースでは、これから創業したい人たちや起業したての人たちが集まり、横のつながりをつくり、新しい何かを生み出そうとしています。そうした意味で、地方のコワーキングスペ