北朝鮮デノミ:労働党計画財政部長を解任 金正日 朝鮮労働党の朴南基(パク・ナムギ)計画財政部長 昨年11月30日に貨幣改革を断行して以来、極度のインフレに苦しむ北朝鮮が、貨幣改革の失敗の責任を問い、朝鮮労働党の朴南基(パク・ナムギ)計画財政部長を突然解任したことが分かった。朴部長は2005年7月、北朝鮮経済の司令塔である労働党計画財政部長に任命され、ここ数年間は北朝鮮内部で自然に発生した市場経済的な要素を排除するため、先頭に立ってきた人物だ。 北京の外交関係の消息筋は2日、「北朝鮮の権力内部で、貨幣改革の失敗に対する責任をめぐって攻防が繰り広げられており、その中で貨幣改革を主導した朴部長が解任されたものと考えられる」と語った。この消息筋は、「貨幣改革を断行して以降、市場機能がまひし、北朝鮮内部の物価が急騰している。北朝鮮は今回の貨幣改革によって物価を安定させ、その成果を金正日(キム・ジョン