札幌市は5月5日午後4時から新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、秋元市長が感染対策の強化などを指示しました。 会議で秋元市長は「札幌では大規模クラスターや"リンク不明"の増加など、全国で唯一と言っていいほど感染拡大が続いている。4日には感染者29人を確認するなど極めて深刻な状況だ。病院での集団感染も相次いでおり、このままでは医療体制が機能不全に陥る恐れもある」と現状について厳しい認識を示しました。 会議後、秋元市長は会見を開き、東京都と札幌市の人口10万人あたりの感染者の推移を示すグラフを使いながら、現在の札幌市はピーク時の東京に近い状況であることを説明しました。 秋元市長は「この一週間が正念場」としたうえで、以下の対策を発表しました。 ▼連休終了後も、少なくとも5月15日までは外出を控えて ▼やむを得ず外出する場合は、"3密"を避けソーシャルディスタンスを心がけて ▼市立の幼稚園、小