日本マイクロソフトは10日、最新の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」への無料更新サービスについて、問い合わせに対応する人員を今月末までに通常の4倍に増やすことを明らかにした。 更新サービスを巡っては、利用者から「勝手に最新版に更新されたがどうしたらいいのか」「更新を回避する方法がわかりにくい」などの問い合わせが増えていた。 米マイクロソフトは今年7月29日までの1年間、世界中の従来OSの「7」や「8・1」の利用者に対し、「10」に無料で更新できるサービスを通知している。ただ、利用者の中には従来の「7」の方が使いやすいとの声がある。通知画面を閉じただけでは更新を拒否できないため、苦情が増えていた。