九尾の狐単語 キュウビノキツネ 7.4千文字の記事 25 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 概要創作作品における九尾の狐関連項目脚注掲示板九尾の狐とは、9本の尻尾を持つ狐の妖怪である。 概要 狐は古来より精霊・妖怪に近く、なんらかの力を持つ動物とされていた。年を経て妖力を増した狐は尻尾が増えていき、最終的には9本まで増えるといわれた。これが九尾の狐である。九尾狐(きゅうびこ)、九尾の妖狐、尾裂狐(おさき)などともよばれる。後述するように、吉兆をもたらす神獣とされる場合と、人を惑わす妖怪とされる場合がある。 九尾の狐が最初に文献に見えるのは中国最古の地理書『山海経』で、「南山経次一経」の青丘山の項に、 青丘山に獣がいる。狐のような姿かたちで、尻尾が9本ある。赤ん坊のような声で鳴き、人を喰らう。逆にこれを食べた人間は邪気を退けることができる。 という旨の記述がある。また同じ『山海経』「東山経