オフィスでの新型コロナウイルスの感染経路別リスクを明らかに クラスター発生時の長距離エアロゾル感染のリスクと対策効果を評価 近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)環境医学・行動科学教室講師 水越厚史を中心とする研究グループは、オフィスにおいて新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した場合の実例に基づき、感染経路別のリスクを推算するシミュレーションモデルを構築しました。このモデルを用いて、広いオフィスで全員マスクを着用していてもクラスターが発生したケースを解析したところ、長距離エアロゾル感染が主な感染経路である可能性を示しました。また、マスクの使用、換気等の感染対策の効果についても評価をしました。 本件に関する論文が、令和5年(2023年)11月8日(水)に、リスク分析分野の権威ある国際的な学術誌"Risk Analysis(リスク アナリシス)"にオンライン掲載されました。 【本件のポイン
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