野口さんの宇宙食、食べられた 同僚、若田さんと勘違い2010年2月23日19時33分 印刷 ソーシャルブックマーク 前回2005年の飛行で、宇宙ラーメンを食べる野口さん=宇宙機構提供 「僕の宇宙食がちょっと足りないんだけど?」。国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している野口聡一さん(44)の宇宙食が、野口さんの到着前に誤って一部食べられていたことがわかった。同僚飛行士が、前任の若田光一さん(46)が置いていったと勘違いしたらしい。 昨年、若田さんと一緒に滞在したカナダのロバート・サースク飛行士によると、若田さんが地球に帰った後、ISSで日本の宇宙食が詰まった箱を発見。「コーイチがお土産を置いていってくれたと思って、みんなで喜んで食べた。ところが、よく見たらコーイチじゃなくて、ソーイチって箱に書いてあったんだ」 カレーやラーメン、サバのみそ煮など、日本の宇宙食は各国の飛行士に人気がある