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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (6)

  • 第3回 魚の色覚はすごい!

    色覚に関係する視物質オプシンには、大きく分けて5種類あり、それらは脊椎動物の共通祖先の時代には出揃っていた。 進化の初期の段階で、だいたいのレパートリーが出揃って、その後、刈り込まれていくような現象は、よく聞く。約5億年前に起きたいわゆる「生命のカンブリア爆発」では、生物の進化の歴史の中でも特筆すべき多様性が花開き、後に刈り込まれていったとされる。 見せていただいた「脊椎動物視覚オプシンのレパートリー」の表がとてもおもしろい。 「4種類の錐体オプシンと、1種類の桿体オプシンということで、5種類。それらを、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、そして、哺乳類の中でも特に霊長類で、どんなものを持っているか表にしています。『○』をつけているのはそれを1個持っているという意味で、『◎』にしているのは、同じ型でも2つ以上の微妙に違ったサブタイプを持っている場合です。そうすると、魚類はすべて『◎』で多様

    第3回 魚の色覚はすごい!
    tak4hir0
    tak4hir0 2016/02/03
    第3回 魚の色覚はすごい! | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 第5回 月が誕生した意外な経緯

    テーマ:原始地球と、火星と同じくらい大きい原始惑星とが衝突したときに産声を上げた月。 最初の発見:米国のアポロ計画で月面から持ち帰った石の試料によって、月の化学組成、そして「巨大衝突(ジャイアントインパクト)」モデルが裏づけられた。 画期的な発見:地球の軌道のどこかにできた天体が地球にぶつかった、と考えると、巨大衝突理論では答えられなかった疑問が解決できる。 何が重要か:月の起源と地球の歴史には切っても切り離せない深い関係がある。 月の北極軸の真上から見た月の表面。よく見慣れているはずでも、こんなふうに眺めると、この天体が長い年月の間にさまざまな激動を経験してきたことがわかる。地球の衛星とはいえ、その起源をたどりたくても、コンピューターを駆使したシミュレーションや、月面から持ち帰った月の石の試料に頼らなければ何もわからない。(NASA/JPL/USGS) 月の起源については古くから、天文学

    第5回 月が誕生した意外な経緯
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    tak4hir0 2015/05/30
    第5回 月が誕生した意外な経緯 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 睡眠不足の虫は作業が雑になる

    カボチャの花粉を集めるミツバチ。ドイツにて撮影。睡眠不足のハチは、人間同様、仕事をうまくこなせない(PHOTOGRAPH BY KONRAD WOTHE, MINDEN PICTURES) 人間が眠っているのはすぐにわかる。大いびきをかいていればなおさらだ。 ところが動物の場合、寝ているかどうかを判断するのは難しい。 この記事では、Facebookを通じて寄せられた「虫って眠るの?」という質問に答えてみたい。 「答えはYESです。注釈が付きますが」と言うのは、米ウィスコンシン大学ラクロス校の生物学者で、ミツバチの睡眠について研究しているバレット・クライン氏。アシナガバチ、ゴキブリ、カマキリ、ショウジョウバエなどは眠る虫の仲間だ。特に、ミバエの睡眠は、哺乳類の睡眠とよく似ており、睡眠導入物質やカフェインに対して同じ反応を示すのだという。 しかし、昆虫の睡眠を評価するのは困難だ。たとえば、「睡

    睡眠不足の虫は作業が雑になる
    tak4hir0
    tak4hir0 2015/05/25
    睡眠不足の虫は作業が雑になる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • カッパドキアに新たな地下都市、過去最大と推定

    発見のきっかけは、市の住宅建設プロジェクトだった。2013年、ネブシェヒルの城を取り囲むように建っていた低所得者向け住宅を解体していた作業員たちが、地下への入り口を発見。その先にはトンネルと部屋が網の目のようにつながっていた。 市は建設プロジェクトを中止すると、考古学者や地球物理学者による調査を開始。2014年に居住空間や調理場、ワイン醸造所、礼拝堂、階段などから成る多層構造の地下都市を発見した。石臼や石の十字架、陶磁器といった遺物からは、ビザンチン期からオスマン帝国の支配下に置かれるまで、ここが実際に使用されていたことがうかがえる。 この地下都市は、デリンクユと同様に通気口や水路といったインフラを備えた巨大居住空間だった。カッパドキアの人々は危険が迫ると家畜を連れ、生活必需品を持ってこの地下都市に逃げ込み、丸い石の扉で入り口をふさぐと、脅威が去るまで籠城したようだ。 ネブシェヒル大学の地

    カッパドキアに新たな地下都市、過去最大と推定
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    tak4hir0 2015/03/31
    カッパドキアに新たな地下都市、過去最大と推定 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 第5回 ふたたび開かれた宇宙への扉

    高橋さんが民間宇宙企業のトップランナー、スペースX社にエンジニアとして入社したのは2011年2月。 実は2010年12月に、デモフライトとして、ドラゴン宇宙船が民間宇宙船としてはじめて、周回軌道を飛ぶのに成功している(前に紹介した、スペースシップワンは地球を周回しない、いわゆるサブオービタル機だ)。この時は宇宙ステーションとドッキングせずに地球に戻ってきた。一方、高橋さんは必死に博士号論文を書いているところだった。 入社以降、2012年5月に行われたデモフライト2+で、国際宇宙ステーションとのドッキングを行うための作業に没頭することになった。高橋さんが配属されたのは、avionics、航空電子工学部門とでもいうべき部署だ。どんな作業をしていたのだろうか。

    tak4hir0
    tak4hir0 2013/01/13
    第5回 ふたたび開かれた宇宙への扉 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト 2012年5月、国際宇宙ステーションに補給物資を届けた宇宙船を、民間企業として世界ではじめて開発した宇宙ベンチャー
  • 第1回 代替現実でいともたやすく現実は崩壊する

    奇妙な体験をした。 白日夢と現実の境目を、行ったり来たりするかのような。 その体験には演出者がいて、工学という魔法の杖で、ぼくに術をかけた。 演出者である魔術師は、埼玉県和光市にある理化学研究所脳科学総合研究センターの適応知性研究チーム・藤井直敬チームリーダー。 先端の脳科学研究室が並ぶ建物の中で、撮影スタジオ風の小部屋にぼくを導き、いわゆるHMD(ヘッドマウントディプレイ)とヘッドフォンからなる装置を差し出した。それを装着した後、ぼくの目に見えるものはディスプレイから、耳に聞こえてくるものはヘッドフォンから、それぞれ与えられることとなった。

    tak4hir0
    tak4hir0 2012/10/16
    第1回 代替現実でいともたやすく現実は崩壊する | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト 奇妙な体験をした。 白日夢と現実の境目を、行ったり来たりするかのような。 その体験には演出者がいて
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