2013年7月7日のブックマーク (2件)

  • “他社にない利点”が四つも? それはダメです

    これまで2回に渡って、4カ月で100万件のインストール数を突破した、スマートフォン(スマホ)向けアプリケーション・ソフトウエア(アプリ)「ボケて」の開発プロセスを分析してきました。オモロキというベンチャー企業が運営している「写真のお題と、それにつけられたボケの言葉を楽しむWebサービス」です。(前々回のコラム「100万ユーザー突破! アプリを支えた開発者の『愛』」、前回のコラム「少しでも迷ったら、新しい機能は追加するな」) その分析から見えてきたヒットの要諦は、四つありました。 その1: 「愛する」ことができる企画を考え、 わかりやすく明確な目標を持って運営する! その2: 当初の目標の軸をぶらさず、 地道にユーザー目線のサービスを継続せよ! その3: 社内外の優秀なエース級人材と組んでチームを作り、 成果をしっかり配分すべし! その4: 製品やサービスの機能は、迷ったら削るべし! 今回は

    “他社にない利点”が四つも? それはダメです
  • 「かんたん」の陰に隠れた複雑さ

    前回は、NTTぷららがテレビ向けに開発したスマートリモコン・システムの概要について説明しました。テレビ向けの映像配信を中心としたエンターテインメント・サービス「ひかりTV」向けに提供しているサービス「りもこんプラス」のシステムです。(前回の記事「待つよりも、送り込む方が速い」) スマートリモコンは、スマートフォンやタブレット端末など携帯端末をリモコンとして用います。今回開発したサービスの特徴は、手元の携帯端末から発した操作コマンドを、わざわざ遠回りして目の前にあるセットトップ・ボックス(STB)に送り込む点です。家庭の外のブロードバンドを介してSTBにコマンドを送る「クラウド方式」を採用しています。 クラウド方式を用いる利点については前回や前々回の記事の説明を読んでいただくとして、今回は「どのようにクラウド方式でリモコンを実現しているのか」という実際のシステムについて解説したいと思います。

    「かんたん」の陰に隠れた複雑さ