デンマーク北部ユトランド(Jutland)地方のフレデリックスハウン(Frederikshavn)で配られるペーストリー(焼き菓子、2011年5月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SCANPIX DENMARK/HENNING BAGGER 【6月17日 AFP】デンマークで人気の菓子パン「シナモンロール」が、欧州連合(EU)の規制によって製造禁止に追い込まれる恐れが出ていた問題で、同国の製パン業の業界団体は16日、シナモンロールを「伝統食」と位置付けることで規制を回避することができたと発表した。 シナモンには、過剰に摂取すると有害な物質「クマリン」が含まれている。EUの規制機関が昨年11月、シナモンロールの多くにEU規制値を超えるクマリンが入っていることを発見して以来、この菓子パンが市場から消えるのではと懸念されてきた。EU懐疑派の政治家らは、この問題をEUによる過干渉の一例と批判し
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