イランのジャーナリスト Akbar Ganji さんが、現在アメリカを訪れている。アメリカ東部時間の17日夜に、National Press Club でその勇気ある言論に対する表彰(John Aubuchon Freedom of the Press Award)を受ける。ガンジさんについては、ちょうど一年前、彼が当局によって拘束されていた時にこのブログにも書いた。今回も、帰国すれば、拘束が待ち受けているものと思われる。 ガンジさんは、APとのインタビューで、「イランの体制は望ましいものではないが、それは私たち自身の問題だ」と語り、国外の権力によるいかなる介入も、国内の反体制派がそれらと結託して政権転覆を企んでいるという疑惑の目をもたらし、反体制派弾圧の口実を与えることになると警告している。軍事的な介入によって隣国イラクの政権が転覆されたこともイランの民主勢力にはよい効果を与えなかったと