"PF1" の設立者のひとりポール・オズボーンは「F1マシンを所有し走らせることは誰にでもできることではないが、最近ではスーパーリッチな人々にとってそれが可能になった」と語る。「わが社の顧客には30万ポンド(6,853万円*)とクラブPF1の会員権として2,500ポンド(57万円*)を請求している。会員になると、ドニントンやスパなどのサーキットで年4回マシンを走らせることができる。30万ポンドはかなりの金額だが、我々の顧客はエンジンつきのマシンを所有し、もちろん望めば売却することもできるので、かなりお手ごろの値段になり始めている。それに30万ポンドは乗用車であるフェラーリ・エンツォの半額に過ぎない」 ブランドルは "PF1" 社の設立発表で数台のマシンをドライブし、同社の価格設定は「ポルシェ・カレラGTあるいはスーパーカーとほぼ同程度である。しかもより限定的な経験だ。F1マシンがこれほどお