2010年05月16日05:00 カテゴリ書評/画評/品評Love Request For Communication - 書評 - 星の舞台からみてる 早川書房井手様より献本御礼。 星の舞台からみてる 木本雅彦 いけてる。「SF者」でなくても楽しめる。本blogの読者のように、SF読みである以前にネットワーカーである人であればほぼ確実に楽しめる。「アッチェレランド」のハードコアぶりについてけなかった人も、本書なら大丈夫。 本職のUnixシスアドが書いているだけあって、登場する用語がかっちりしているところもよい。「ジュラシック・パーク」(映画の方)の「Unixなら分かるわ!」にorzとなって、「もうぜったい電脳がらみのフィクションなんて読むもんか!」という人にも、本書は自信をもっておすすめできる。 とはいえ、本書に限らず「電子知能」が登場するSFを通して私が抱く不満を、今回も抱く事になった