通称「ツタヤ図書館」は、レンタルビデオ大手のTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC)が運営する公立図書館の通称*1である。 2013年4月には佐賀県武雄市、2015年10月には神奈川県海老名市にオープンし、2016年3月にオープンした宮城県多賀城市が3館目となる。 多賀城市立図書館より引用 なぜ公共施設内でTSUTAYAやスタバを営業できるのか ツタヤ図書館の問題点 図書館に偶然隣接している蔦屋書店 多賀城市立図書館は「量産型ツタヤ図書館」 「偶然」は続くのか CCCが公立図書館を運営する仕組みとして、地方公共団体が民間企業に公の施設の運営を代行させることができる「指定管理者制度」が使われている。 公立図書館が指定管理者制度で運営される事例は数多く存在しており、それ自体は珍しい事ではない。 ではなぜツタヤ図書館が注目されるのか。 それは、奇抜な図書分
![多賀城市立図書館は「量産型ツタヤ図書館」になれるか - 畳之下新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/73be2ff014d16c3cc613131fb2af373117a04d11/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnukalumix%2F20160321%2F20160321210743.jpg)