バクーのホテルは開業のめどが立たない(写真は昨年10月、ワシントンで開業したホテル) Gary Cameron-REUTERS <汚職にまみれたアゼルバイジャンでの取引は、トランプ・ホテルを含めて丸ごとレッドカードの可能性が高い> 大統領選中も大統領就任後も、ドナルド・トランプと切っても切り離せない疑惑の1つが大統領職とビジネスの利益相反問題だ。米誌ニューヨーカーは最新号で、これまでトランプが行った取引の中で倫理的に最もグレーで、トランプ一族が経営する不動産会社「トランプ・オーガニゼーション」が刑事訴追されかねない汚点を取り上げた。 その内容は、アゼルバイジャンのホテルの建設やマネジメント契約をめぐり、トランプ・オーガニゼーションが汚職まみれの財閥と手を結んだというもの。しかもその財閥は、イラン革命防衛隊と親密な関係を持つ一族とつながっているという。 【参考記事】親馬鹿トランプ、イバンカを
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