現代技術の粋を極めた世界最長のつり橋・明石海峡大橋は、この春で開通から20周年を迎えた。神戸市垂水区と淡路市岩屋を結ぶ全長約3.9キロ。本州と結ばれたその淡路島は、イザナギ・イザナミの「国生み神話」の舞台とされ、実は「農民車」「嫁菓子」「だんご転がし」「牛寄せ」といった独特の風習の宝庫でもある。画一的な風景や習慣が増えた日本で、地元の兵庫県民にもあまり知られていない「ローカル遺産」があふれているのだ。節目の年にその様子をのぞいてみた。(神戸新聞社/Yahoo!ニュース 特集編集部) 淡路島の畑作地帯で注意深く目を凝らしていると、エンジンをむき出しにした作業車が目に入るかもしれない。車体も鉄骨がむき出し。これが「農民車」だ。ドアも屋根もない。しかも、どの農民車も前面の顔が異なっている。中古部品を寄せ集めたオーダーメードだからだ。 農民車の「起源」をたどると、ある鉄工所に行き着く。南あわじ市榎
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