LinuxでレイアウトソフトといえばScribusにトドメをさすのだけれど、あいにくなことにScribusは日本語対応が完全ではない。それでも以前に比べたらだいぶとマシになってきていて、カーニングに目をつぶり、禁則処理を手動でするという面倒なことさえがまんすれば、ルビをふらない横書き日本語文書ならレイアウトできるようになっている。 けれど、日本語DTPでは縦書き文書だって出てくる。ということで本格的な日本語DTPはLinuxではうまくいかない。それでも、簡易な間に合わせなら、OpenOffice、あるいはほぼ同等のLibreOfficeでレイアウトから出力までごまかすことができる。要はPDFを出せばいいわけだ。そしてOpenOfficeは一応は日本語対応が整っている。細かいことをいうならルビの設定が使えないのだけれど、それ以外は縦書き文書でもなんとかなるし、まあひと通りのことはできる。ただ