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ブックマーク / president.jp (29)

  • 日本人の"不幸のどん底"は平均48歳で訪れ、82歳で最も幸福になる…80代が最高に幸せな納得の理由 幸福な人は幸せの基準値「参照点」が低い

    世界共通のエイジング・パラドックスとは アメリカのダートマス大学の経済学者デイビッド・ブランチフラワー教授が、世界132カ国で「人生の幸福度と年齢」の関係について調査したところ、人生の幸福度は18歳から下がり始め、先進国で47.2歳、途上国で48.2歳でもっとも不幸になる傾向があることがわかりました。 その後はU字形を描いて上昇していき、もっとも幸福になるのは80代だと言います。 高齢になると体力が低下して足腰も衰え、脳が老化していきますし、家族や友人との離別などさまざまな喪失も経験します。社会で活躍することも減っていきますから、幸せとは縁遠いのではないかと思われるかもしれませんが、意外にも老後に幸福度が上がっていくというのです。 この現象は「エイジング・パラドックス(加齢の逆説)」と呼ばれますが、面白いのはこれが世界共通の傾向であり、先進国や発展途上国といった社会の状況や人種とはまったく

    日本人の"不幸のどん底"は平均48歳で訪れ、82歳で最も幸福になる…80代が最高に幸せな納得の理由 幸福な人は幸せの基準値「参照点」が低い
  • アルツハイマー病の予防は結局これに尽きる…脳の老廃物を手っ取り早く洗い流すための科学的な対策 脳の自浄作用を働かせるために誰もができる日常の営み

    若者はなぜアルツハイマーになりにくい? 脳も細胞からできている臓器なので、活動した後には老廃物が生じます。老廃物には様々なものがありますが、その一種がアミロイドβやタウと呼ばれているタンパク質です。これらのタンパク質が脳組織に異常に蓄積することと、認知症の間には関連があります。 アルツハイマー病の患者の脳には、これらのタンパク質が異常に蓄積しており、いわゆる老人斑と呼ばれる脳のシミを形成しています。その結果、海馬や大脳皮質がダメージを受けると、いわゆるアルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)になり、記憶や空間認知をはじめとした認知障害が生じるのです。 近年、このアミロイドβを標的とした抗体医薬品が、アルツハイマーの特効薬かと注目を集めていますが、アミロイドβの異常蓄積は、原因ではなく単なる結果に過ぎないという説もあり未だ統一的な見解は得られていません①。 これらのタンパク質は決して、年寄

    アルツハイマー病の予防は結局これに尽きる…脳の老廃物を手っ取り早く洗い流すための科学的な対策 脳の自浄作用を働かせるために誰もができる日常の営み
  • じつは国が公式発表している…ほとんどの人が気づいていない「隠れた優良企業」の見つけ方 余裕があるから「モンスター企業」になりようがない

    経産省は「隠れた優良企業」を公表している 「モンスター企業に入りたくない」と話す相談者さんが、次のような音を教えてくれました。 穏やかに働きたい。顧客を騙したくない。社員同士で足を引っ張り合いたくない。 悲しい現実ですが、会社の業績が良くないと、職場がギスギスする、嘘をついてでも利益をあげる、同僚を出し抜いてでも顧客を奪う――こんなことが起こりやすくなります。「もう、疲れた」「これ以上、自分を嫌いになりたくない」と切実な声をあげる転職相談者は多いのです。 当たり前のことを当たり前に大切にできる企業に転職したい。でも、どうすれば見つかるのか。 モンスター企業の避け方では厚労省を頼りましたが、今度は経産省の力を借りましょう。「隠れた優良企業」が見つかります。 経産省は平成26年、令和2年に「グローバルニッチトップ企業100選(GNT企業100選)」を公表しています。 「ニッチ」とは、参入して

    じつは国が公式発表している…ほとんどの人が気づいていない「隠れた優良企業」の見つけ方 余裕があるから「モンスター企業」になりようがない
  • なぜイスラエルが「日本の農業」の救世主なのか 少ない投資で、確実に利益を上げる

    国土面積が日の四国くらいしかないイスラエル 文革時代、黒竜江省の農村に強制移住させられた経験から、心のどこかにずっと農業分野への関心の根が張っている。 中国において、農業はさらなる経済発展のアキレス腱となっており、農産品の安全・安心問題も多くの消費者の心配事となっている。そのせいか、近年は作家、記者、技術者、金融業従事者、企業経営者といったエリートたちが転職して農業に従事するようになった。私が「新農人」と呼んでいる彼らに日の農業を紹介しようと、生産現場などに積極的に案内している。 しかし、その現場を見れば見るほど、日の農業の生産性の低さ、規模の小ささ等々に対する不満が膨らんでくる。書を目にしたとき、躊躇せずに書評の対象に決めた。 なぜ、国土面積が日の四国くらいしかないイスラエルが、日の農業を救う星なのか。水資源の少ないイスラエルから学べるのは、主に配水管、チューブや弁などの設備

    なぜイスラエルが「日本の農業」の救世主なのか 少ない投資で、確実に利益を上げる
  • 精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた

    宮内庁は10月1日、眞子さま(29)と小室圭さん(29)が同月26日に結婚されると正式発表するとともに、眞子さまが「複雑性PTSD」と診断されたことを明らかにした。精神科医の和田秀樹さんは「会見に同席した精神科医は『結婚について周囲から温かい見守りがあれば、健康の回復が速やかに進むとみられる』と発言しましたが、これは国民に誤解を与え、現実に複雑性PTSDの症状に苦しむ虐待サバイバーに脅威を与えるおそれがある」という。その理由とは――。 精神科医が腰を抜かすほど驚いた「眞子さまは複雑性PTSD」 宮内庁は1日、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)が「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されたことを明らかにした。 そのため、この病名がネット上で一気にトピックワードとなった。 この病名については、秋篠宮家の側近部局トップの加地隆治皇嗣職大夫が眞子さまの病状について切り出し、精神科医で、公

    精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた
  • 「最大の要因は中国ではない」世界の軍事費が過去最高になった"本当の原因" 想定されるのは「国家同士の戦争」に

    今年2月、イギリスのシンクタンクが「2020年の世界の軍事費が過去最高水準に達した」と発表した。コロナ禍で景気後退しているのに、なぜ軍事費が増えているのか。ライターの石動竜仁さんは「最大の原因は、米国が国家間紛争に備えた軍備に転換していることにある」という――。

    「最大の要因は中国ではない」世界の軍事費が過去最高になった"本当の原因" 想定されるのは「国家同士の戦争」に
  • 「生まれと育ちはどちらが重要なのか」脳科学者が出した最終結論 すべてが遺伝で決まるわけではない

    生まれと育ちはどちらが重要なのか。脳科学者の中野信子氏は「ラットを使った実験によると、育ててもらった経験によって脳が変化することがわかっている。遺伝だけですべて決まるわけではない」という――。(第1回) ※稿は、内田也哉子・中野信子『なんで家族を続けるの?』(文春新書)の一部を再編集したものです。 社会は「血縁」にこだわるところがあるが… 【内田也哉子(エッセイスト)】私は子どもを三人、授かっているんです。それでよく考えるのですが、「血縁」ということに私たちの社会はこだわるところがあるじゃないですか。でも、実はそこは質じゃないんじゃないかと私は信じたいところがあるんです。自分の親に対するいろんな反抗心も含めて、血のつながりから解放されたいという思いもあるし。 では、家族において「親子」に焦点を絞ったとき、「血縁」と「生まれたときからずっと共有してきた時間」というものは、価値を比べるのも

    「生まれと育ちはどちらが重要なのか」脳科学者が出した最終結論 すべてが遺伝で決まるわけではない
  • 自粛警察、マスク警察、帰省警察…日本で増え続ける「ゼロリスクおじさん」の正体 他者への揶揄はブーメランである (3ページ目)

    ゼロリスクを笑う人が「ゼロリスクおじさん」になる危険性 この落語のすごいのは、「小言幸兵衛」を笑いながらも「極端すぎることを前提にして妄想するととんでもないことになるよ」と、観客側にも戒めている点です。「相手を揶揄やゆして笑っている人間にもブーメランとして戻す差配が落語にある」と考えるのは買いかぶりすぎでしょうか。 落語はあくまでも大昔のフィクションの世界を物語る芸能ではありますが、だからこそ時代を超えて、誰にも当てはまる普遍的な人間の愚かしさが描かれているのです。 誰もが「ゼロリスクおじさん・おばさん」になってしまう可能性はあります。だからこそゼロリスク思考に陥っている人を否定し、糾弾して、排除するのではなく、「ああ、もしかしたら、あの人たちは自分の身代わりでそういう立場になっているのかもなあ」と一瞬でも思ってみることで、自らのゼロリスク化を防ぐことができるのではないでしょうか。 落語を

    自粛警察、マスク警察、帰省警察…日本で増え続ける「ゼロリスクおじさん」の正体 他者への揶揄はブーメランである (3ページ目)
  • あおり運転しか生きがいがない56歳男性の怒りのトリガー 車が好きで運転の仕事に就いたが…

    2019年8月。高速道路上で高級外車に乗った中年男性が執拗にあおり運転を繰り返し、車を停車させて男性を殴った「常磐自動車道あおり運転殴打事件」。同乗の女性が携帯で動画撮影をしたことがワイドショーでも注目を集め、危険な行為として社会問題化した。しかし、以降もあおり運転での逮捕は相次ぎ、ついには運転中に歩行者をエアガンで撃つ者まで現れた。 これらの問題を受けて、政府は同年12月、「あおり運転」について危険運転致死傷罪の適用拡大や免許取り消しといった厳しい行政処分を科す方針を打ち出した。一般では対策としてドライブレコーダーの搭載が一気に広まるなど、まさに2019年は“あおり運転元年”といえるかもしれない。同章では、そんな“心の貧困”とも呼べる人たちを見ていきたい。 東京都に住む会社員の林弘重さん(仮名・56歳)は、そんなあおり運転をやめられないでいるひとりだ。ここ5年間で4度の接触事故を起こし、

    あおり運転しか生きがいがない56歳男性の怒りのトリガー 車が好きで運転の仕事に就いたが…
  • レジ袋有料化はエコじゃない…張本人も認めた! 「進次郎大臣こそ社会のゴミだ」 世界が評価! 日本国民のエコ意識

    え……小泉大臣「レジ袋有料化に環境効果なし!」(キリッ) 7月29日にBSフジのプライムニュースで60代視聴者女性から小泉進次郎環境大臣に率直な質問が行われた。その質問内容は、 「レジ袋の有料化で買い物が不便極まりなくなりました。そもそも料品をマイバックに入れるのは不潔です。レジ袋はゴミ捨てにかかせず便利で有用です。ごみを入れたまま燃やすことにも問題ないと思います」 という明確なものであった。これに対して、小泉大臣は下記のように明確に答えている。

    レジ袋有料化はエコじゃない…張本人も認めた! 「進次郎大臣こそ社会のゴミだ」 世界が評価! 日本国民のエコ意識
  • 大喜劇! 韓国、漢字撤廃政策のせいで"過去にこだわる民族"が歴史を知らない説 ハングル化50年で失った大切なもの

    「日と戦って独立を勝ち取った」説 慰安婦問題、元徴用工問題等々、歴史問題は日韓国との間の消えない火種であり続けている。韓国・文在寅大統領は8月15日、75回目の光復節の記念式典では日に対する直接の批判は避けた模様だが、3年前の2017年には、「韓国の建国は1945年ではなく1919年」「日と戦って独立を勝ち取った」という奇天烈な説を展開している。 こうした韓国の奇妙なロジックを、かつては強引に正当化する左派の言説が日国内ではびこった。一般市民も突っ込みを入れられるネット上では、さすがに昔ほど幅を利かせることはなくなってきている。日に非がまったくないとは言い難いが、韓国側の根深い歴史的被害者意識と捻じれたナショナリズムは、両国を離間させたい勢力の介入と相まって、しばしば日韓関係を歪めてきた。 各国の歴史の教科書を比べてみても、それが際立つ。すでに知られている例でいえば、2011

    大喜劇! 韓国、漢字撤廃政策のせいで"過去にこだわる民族"が歴史を知らない説 ハングル化50年で失った大切なもの
  • 貧乏人を排除する「スーパーシティ構想」のヤバさに気付かない日本人の脳天気さ ごく一部の金持ちが街を作り変える

    2020年5月、緊急事態宣言解除の直後の参院会議で、「スーパーシティ法案」が可決された。生物学者で早稲田大学名誉教授の池田清彦氏は「狙いは経済合理性だけで都市づくりをすること。これから富裕層の思惑のみでいろいろなことが決まるようになり、経済格差はさらに拡大していくだろう。なぜ日人はそれに怒らないのか」という——。 ※稿は、池田清彦『自粛バカ』(宝島社)の一部を再編集したものです。 コロナでわかった「グローバリズム」の弱点 今回のコロナ騒ぎでわかったのは、経済合理性だけではコロナのような危機に対応できないってことだ。 実は、安倍政権はけっこう前から全国の公的医療機関の統廃合や病床数削減を進めている。2015年に厚生労働省が「2025年までに最大で15%減らす」という目標を掲げ、重症患者を集中治療する高度急性期の病床を13万床、通常の救急医療を担う急性期の病床を40万床、それぞれ3割ほど

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  • 自然エネルギーだけでまかなえる日はくるのか (2ページ目)

    第2の理由として、国際的に見て、日で自然エネルギーに取り組むのは猛烈に不利なことです。 自然エネルギーで必要なエネルギーをまかなえるかどうかは「自然の大きさ」と「人口密度」によって決まるからです。人口の少ない砂漠の国で太陽光発電をすれば、まかなえる可能性はあります。日でも、もし四国の住人が1人だけならその人は自然エネルギーで暮らせるでしょうが、まったく現実的な話ではありません。日の自然から得られるエネルギーは、私の計算では日の消費量の5%がせいぜいでしょう。 日で自然エネルギーを無理に推進すれば電力費が非常に高くなり、企業は国外に流出せざるをえなくなるでしょう。いまなら石炭火力を使うのがもっとも妥当です。 「石油や石炭は有限ではないか?」と思われる人がいるかもしれません。しかし、1970年代に「石油の寿命はあと38年」と言われましたが、現在は54年と言われ、枯渇するどころか寿命は

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  • 自分を無にして起こした2つのイノベーション -前川製作所顧問 前川正雄

    前川製作所顧問 前川正雄 1932年生まれ。1955 年、早稲田大学理工学部工業経営学科卒業後、前川製作所入社。1971年~同社代表取締役社長、1996 年~代表取締役会長、2002年~取締役会長、2009年~現職。愛犬ハチと。 戦略に戦術、ライバル蹴落とし、シェア奪還……企業の動きを論じるとなると、戦争かと見まがう勇ましい言葉が使われるのが常だが、この企業にはふさわしくない。前川製作所。創業は1924年で従業員3000名ほどの中堅企業だが、業務用冷凍・冷蔵機関連のメーカーとしては日のみならず、世界でもトップクラスの売り上げを誇る。 同社が標榜するのは、無競争による「棲み分け」。他社が真似できない、斬新な製品を開発し、誰もが邪魔できない地位を築く。だから“戦う”必要がない。 例えば、「ニュートン3000」という冷凍機がある。エネルギー効率が従来機に比べ格段に優れているとともに、環境への悪

    自分を無にして起こした2つのイノベーション -前川製作所顧問 前川正雄
  • 「外食費が月360万円」オーナー社長の金銭感覚 サラリーマンとは根本的に違う

    経営者の中には、事やクルマ、住まいなどの「豪華さ」を自慢する人たちがいる。なぜ彼らは多額のお金を使えるのか。公認会計士の鳥山慶氏は、「オーナー社長のお金の使い方はサラリーマンとは根的に異なる。彼らが使えるのは役員報酬だけではないからだ」という――。 サラリーマンと経営者の最大の違いは「使えるお金」 サラリーマンと経営者ではなにが違うか。公認会計士である私は、最大の違いは「使えるお金」の差にあると考えています。 給与が同じ700万円のサラリーマンと経営者を比較してみましょう。700万円のサラリーマンは、そこから社会保険料や所得税などを差し引かれ、手取りは530万円ほど。それが「サラリーマンが使えるお金」です。役員報酬としてもらう経営者の給料も、手取りが530万円になる点はサラリーマンと同じです。 しかし、経営者の場合、例えば売上高が3億円だとすれば、その3億円が「経営者が使えるお金」とな

    「外食費が月360万円」オーナー社長の金銭感覚 サラリーマンとは根本的に違う
  • 沢井製薬|ジェネリック薬品「シェア30%の壁」に挑む!(1)

    では未だに根強い後発薬への“アレルギー” 今年4月1日、イメージキャラクターである俳優・高橋英樹の大きな看板がかかる沢井製薬社では、社長交代の緊急記者会見が行われた。1988年に社長に就いて以来、同社を率いてきた澤井弘行社長(70歳)が、代表権のある会長に退き、澤井光郎専務(51歳)が、6月24日の株主総会後の取締役会を経て、社長に昇格する人事を発表した。 澤井光郎氏は営業畑が長く、「営業部門を優れた部署に育てた」(澤井弘行社長)実績が評価された。さらに、同社が主力製品としているジェネリック医薬品に関して、厚生労働省により、4月から医師や薬剤師に対し、ジェネリック医薬品を処方・調剤するように処方箋の様式が改定されたこととも無関係ではない。社長交代は、その追い風を生かすための新体制のスタートでもある。 席上、挨拶に立った澤井光郎氏は、今年を“ジェネリック医薬品元年”と位置づけ、経営方針

    沢井製薬|ジェネリック薬品「シェア30%の壁」に挑む!(1)
  • ジェネリックには一流もあれば三流もある ほとんど効き目がない薬だってある

    少しの工夫で医療費を節約する方法がある。3人の識者に、7つのテーマにわけて具体的な手順を聞いた。第5回は「ジェネリック」について――。 ※稿は、「プレジデント」(2018年12月31日号)の掲載記事を再編集したものです。 ▼7682円お得に!(※) 屋、薬は薬屋…迷ったら薬剤師に相談 ※脂質異常症で安いタイプのジェネリックを一年間使用した場合(3割負担) 不安があるなら「お試し調剤」を 「ジェネリック」医薬品は、いまや知らない人はいないほど広く浸透している。新薬と同じ有効成分を含む後発の医薬品で、厚生労働省の認可を得て製造・販売されているものだ。 「2017年9月時点、薬局で調剤される薬剤の約65.8%は後発品になっています。さらなる医療費削減のため、国は2020年9月までには80%までシェアを引き上げることを目標にしています」(医療分野に詳しいフリーライターの早川幸子氏) 厚生労

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  • 評論家 金 美齢さん

    1934年、台湾・台北生まれ。日統治下の時代に育ち、日に留学後、夫の故・周英明氏と学生結婚台湾民主化運動に携わったことから、62年より31年間、台湾への入国を禁じられる。帰国を許された後、台湾総統府国策顧問に就任。6年にわたって活動する。母校の早稲田大学では20年以上にわたって英語教育に携わる。59歳でテレビでの提言活動を開始。講演・執筆も精力的に行い、昨年「美齢塾」を立ち上げた。2009年に日国籍を取得。著書に『「おひとりさま」で幸せですか』など。 東京の自宅にいるのは、1年のうち半分ぐらい。あとは講演などで地方に行っているか、海外に出ているか。よく行く場所には常宿があって、広島なら「グランヴィア」、大阪なら「ザ・リッツ・カールトン」、京都なら「ブライトン」、名古屋なら「マリオットアソシア」と決めているんです。どのホテルでも予約するのは、毎回同じタイプの部屋。慣れた空間のほうが落

    評論家 金 美齢さん
  • レジ袋有料化は「エコ」じゃない…製造会社の涙の訴えと"死んだウミガメ"の真相 海を漂うプラゴミのわずか0.3%

    レジ袋の有料化が始まって1カ月が過ぎた。今まで払わずにきたお金を毎度支払うのも惜しいが、使い回しの袋でコロナは大丈夫だろうか……? 海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの解決 今年7月1日、すでにスーパーでは始まっていたレジ袋の有料義務化が、対象をコンビニや百貨店などに拡大して全国的にスタートした。有料か無料かを問われれば、金額の多寡に関わらずタダを選ぶ人は少なくない。年間300億枚(環境省調べ)、1人1日1枚程度というレジ袋の消費に多少は歯止めがかかるのかもしれない。半面、レジで店員にいちいち1枚3円、5円を支払うか否かを問われるのが煩わしいと感じる向きもあろう。 経済産業省は、今回の有料義務化を「海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの解決に向けた第一歩」と位置づけ、「マイバッグ持参など、消費者のライフスタイルの変革を促すことが目的」と説いている(レジ袋有料化Q&Aガイド)。 2

    レジ袋有料化は「エコ」じゃない…製造会社の涙の訴えと"死んだウミガメ"の真相 海を漂うプラゴミのわずか0.3%
  • 自粛警察、マスク警察、帰省警察…日本で増え続ける「ゼロリスクおじさん」の正体 他者への揶揄はブーメランである

    「俺たちは決まりを守っているのに」という心理 青森県で東京から帰省してきた身内がいる家に、「帰省をとがめるビラ」が投げ込まれる事件が発生しました。 「このコロナが流行している最中に帰省するとは何事か」と、近所に住むと思しき人からの訴えでした。緊急事態宣言期間中に営業をしていた飲店に「自粛要請ビラ」を貼り付ける心理とまったく同じでありますなあ。マスクを着用していない人に対しても露骨に着用を促すように振る舞う人もいると巷間で噂うわさになっています。 自粛警察、マスク警察と来て、いまや帰省警察の登場であります。 軋轢あつれきを威力的に加えようとするのですから、警察というよりも「ヤクザ」に近いと思いましたが、そうなると「警察もヤクザも案外近い距離のものではないか」という意外な真理めいたものも浮かび上がってくるのが面白いところです(笑)。 とにもかくにも半年以上この国を襲い続けているコロナはいろん

    自粛警察、マスク警察、帰省警察…日本で増え続ける「ゼロリスクおじさん」の正体 他者への揶揄はブーメランである