まだ幼いころ、ファミリーコンピュータが発売されて大きな反響を呼んだ。ゲームは身近な存在で、その名残りなのか今でも携帯ゲーム機を持ち歩いて遊んでいる。 「大人になってまでみっともない…」 そう両親から子供へ言い聞かせるかのように小言を頂戴することも珍しくない。まごうことなき、ゲーム世代の人間だった。 僕とゲーム ファミリーコンピュータのときとはうって異なり、今の据え置き機はとんでもなく高性能だ。それにつれて、価格も比例的に上がった。普段、接するこどもに話を聞いた。 その子はクリスマス、サンタさんにプレイステーション4をお願いしたらしい。25日の朝、目が覚めるとお願いしたとおりのプレゼントが枕元にあって歓喜したのだという。さらに驚いたのはその後だった。プレゼントの中には、ゲームの機体とともに、「お年玉から2万円を支払うように」とサンタクロースから請求があったというのだ。 それはそれで致し方ない