研究室内で行われている、Linux Kernel勉強会で発表を行いました。勉強会でスピーカーを行うのは初めてでしたので、なかなか本番はスムーズに進まなくて残念でしたが、その一方で非常に良い経験となるものでした。 そして今回、この資料を眠らせておくのは勿体ない、ということでこれを当ブログにて公開したいと思います。 なお、オライリー・ジャパンより発行されている「詳解Linuxカーネル 第三版」を元にしています。今回担当したのは3章の前半である3.1「プロセス、軽量プロセス、スレッド」と3.2「ファイルディスクリプタ」です。 スライド配布ページ でも、 ただ単にスライドのファイルを置いておくのもねということで、以下に今回の内容(3章)のさわりの部分について書いていきたいと思います。 まず始めに プロセスとスレッドについて、ユーザ側、つまりシステム利用者(アプリケーションプログラマなど)から見たこ